大きな窓を多く配置した明るい店内に、イベントごとに色々とインテリアを変えて、お客様に楽しんでもらえるよう心がけています。人気商品は季節のフルーツを活かしたケーキやゼリー。ロールケーキや、キャラクターを描いたバースデーケーキもご好評いただいています。夏場はジェラートがおすすめです。
愛知県一宮市にある「パティスリー野うさぎ」。以前は賃貸の併用住宅で経営されていましたが、併用住宅を建築しようとかわいい感じの輸入住宅を探したのがスウェーデンハウスとの出会いだったそうです。「設備投資のローンが無くなったので、家賃をローンに回してかわいい感じの輸入住宅を建てようと思って。もっと広い駐車場が欲しかったのもありますね。展示場でいくつか回りましたが、空気が違うのと落ち着いた空間が印象に残ったのでスウェーデンハウスを検討するようになりました」。
お店のお客様にスウェーデンハウスのオーナーがいたため、直接お話を聞くことができ、その時点でスウェーデンハウスに決めようと思ったそうです。仕事で帰宅が遅くなったり通勤が大変だったりという点と、奥様の家事のご負担を考えて最初から併用住宅と決められていたとか。「休みの日も若干仕事がからんできてしまうのが難点ですが、仕事の日はずいぶん助かりますし、庭の手入れや芝刈りなどは店のみんなをかりだして、楽しんでやっています」。
ラップサイディングが特徴的な外観は、ピンク色の外壁も目を引きます。スウェーデンハウスならではの窓枠もアクセント。店舗らしくなく、かといって普通の住居にも見えない絶妙なバランスを心掛けたそうです。外壁のピンク色に関してはかなり悩まれたとか。「ちょっとかわいい建物というラインが難しくて。ピンク色は冒険だったんですけど、ピンク色が大好きだし優しい印象にもなるので勇気を振り絞って決めました」。
以前のお店が落ち着いたシックな雰囲気で、どちらかと言えば薄暗い室内だったこともあり「すごく明るい感じ」の店舗をご希望でした。そのため大きな窓を多く配置して設計、天井は暖かい感じを出すために、壁紙を使わず木の温かみを活かしたデザインになっています。「"木(モク)"の家という感じにしたかったんです。」
店名の「野うさぎ」は最初、「うさぎ」の予定だったそうです。「もともとうさぎが好きなんです。二人で山に行ったら野うさぎが飛び出してきて。うさぎもいいけど野うさぎもいいねって」。看番にはお菓子畑の文字も。「お店のドアを開けた瞬間に、お菓子がたくさんあってお花畑とかそういうイメージにしたくて」と付けられました。
うさぎのぬいぐるみや置物がいっぱいの店内。レイアウトはお客様に季節を感じてもらうことを大切にしています。「大体シェフと2人ですることが多いです。高い位置はシェフの担当です」と奥様。イベントごとに色々とインテリアを変えて、お客様に楽しんでもらえるよう心がけているとのこと。以前の店舗が狭かったこともあり、アイデアをなかなか形にできないこともあったそう。「今は籠入りのお菓子に使う籠も、大きく作ってもらってます。」店内のレイアウトと同様こちらの籠も季節ごとに内容を一新するそうです。人気商品は季節のフルーツを活かしたケーキやゼリー。旬のものをどうやったら一番おいしく食べてもらえるかを、常に考えているそうです。ロールケーキや、キャラクターを描いたバースデーケーキも好評で、夏場はジェラートがおすすめだそうです。
以前の店舗は箱詰めの作業をする時に手が悴んで包装が出来なかったり、食品を扱う関係から、厨房では暖房をあまり使えず、大きなオーブンがあるのに、コンクリートからの冷え込みで霜焼けみたいになったりと苦労があったとか。「引っ越してから冬でも全然手も冷たくない」と奥様はおっしゃいます。"熱を逃がさない構造"という謳い文句にも納得。厨房では、暖房の必要を感じないそうです。
お店を経営する上で、店舗のイメージを大切にしているご夫妻。その点、アフターサービスが充実しているスウェーデンハウスは、安心感が違うとか。「後から違う業者が入ったりすると、どうしても違和感が出てしまいますから。その点スウェーデンハウスはメンテナンスがしっかりしているし、安心して任せられます。」とおっしゃいます。
ご夫妻のやさしい笑顔が印象的な「パティスリー野うさぎ」。ご主人の作る洋菓子と奥様の細かい気配りが、可愛くて暖かい雰囲気を醸し出している素敵な洋菓子店です。