スウェーデンには「親の代で家を建て、子の代でサマーハウス(別荘)を、さらに孫の代ではヨットを。」という言葉があります。つまり家というものが短期間に消費されず、良質な資産となることで家族がますます豊かになれる、ということです。これはスウェーデンにおける住まいの考え方、暮らしの豊かさの原点というものを、とても上手く表現しています。日本にも世代を超えて住み継げる家を届けたい。それが私たちスウェーデンハウスの創業時からの変わらぬ理念です。
創業当時、25~30年が住宅の寿命と言われた業界の常識から考えると「100年住み継いでいく家。高気密・高断熱。家族を守る強い家づくり」というコンセプトは、革新的な試みでした。 北海道のスウェーデンヒルズからスタートした私たちは、その後道内にとどまることなく日本全国に広がり、4万棟以上もの施工実績を積み重ねるに至りました。 その間に40年以上の月日が流れましたが、実は第1号の家も、今日お引渡しした家も、その基本構造はまったく変わらないのです。 ですから1984年の創業当初に建てた第1号の家に、現在の最新の部材を何の支障もなく使うことができ、今日入居された家が将来的に傷みや不具合が起きても、そこを補修して、長く住み続けていただくことができるのです。
私たちとオーナー様の関係は、家を建てる前より、家を建ててからの方が遥かに長いのです。スウェーデンハウスや、その背景にある企業の考え方、スウェーデンの住文化に共感し末永くお住まいいただく。 そうした中で、建物だけでなく、快適さも長持ちして、長く住むほどにオーナー様の満足を積み重ねていただく。それが私たちの理想なのです。40年以上歳月をかけて積み重ねてきた実績は、オーナー様と社員との信頼関係、そしてオーナー様同士の連帯感をもたらします。それぞれの住まいが等しく快適で、お互いにスウェーデンハウスのことを語り合え、「つながり」を感じ、同じ価値観を共有することができる、まさにワンスペックの家ならではのなせる業です。オーナー様との長いお付き合いこそが、私たちスウェーデンハウスにとって最大の財産です。今までも、そしてこれからも、お一人お一人のオーナー様との繋がりを大切にして、社員一丸となってオーナー様の豊かな暮らしをサポートしていきたいと考えています。