県庁所在地として茨城県のほぼ中央に位置し、豊かな自然と優れた住環境が共存する水戸。
東京からJR常磐線特急「ひたち」で最短65分(上野駅~水戸駅間)、車で1時間10分程度(箱崎IC~水戸IC)とアクセスの良好さに加え、水戸駅周辺には複数の大型商業施設や行政・金融・医療・文化の生活施設が揃い、都会的な便利さを備えていることも魅力です。
広々とした環境で子どもを伸び伸び育てたい、趣味のゴルフやサーフィンと仕事を両立させたい、第二の人生を家族とゆったり暮らしたい。そんな新たな生活スタイルを実現できる水戸の街をご紹介します。
水戸市の中心駅は、JR常磐線・水郡線・鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の3線が乗り入れる水戸駅です。
駅を出ると、ひときわ目を引く大型商業施設が顔を揃えるにぎわい。南口エリアはペデストリアンデッキで駅ビル「エクセルみなみ」と「水戸サウスタワー」(水戸オーパ)、「COMBOX310」、さらに南北自由通路を挟んで同じく駅ビルの「EXCEL」や「MYMビル」(旧丸井)が結ばれています。
水戸駅を訪れたらぜひ足を運びたいのが、「エクセルみなみ」3階にある茨城発祥の老舗カフェ「サザコーヒー 水戸駅店」。コーヒーの最大の価値は“香り”にあるとし、味とともに香りを追求したコーヒーのラインナップが並びます。
銀座の高級フルーツ店でも提供される特別ないちごを使ったショートケーキをはじめとする手づくり・無添加のスイーツメニューも充実。ショッピングの合間や仕事帰りのひととき、休日のお楽しみにもぴったりです。
おしゃれで美味しいランチやお茶を味わいたいときには「カフェレストラン オールマスターズ」へ。茨城県水戸合同庁舎の裏手にあり、大きなガラス窓から日差しが注ぐ開放感あふれる店内は居心地満点。
看板メニューは、Aセット・Bセットから選べるリーズナブルな日替わりランチ。インスタ映えする写真が撮れるのもうれしいポイントです。年代問わず落ち着けるカフェなので、ママ会や夫婦デートにぜひどうぞ。
水戸駅周辺を歩いてみると、行政や金融機関がぎゅっとまとまっていることに気づきます。
「水戸市役所本庁舎」は水戸駅南口からバスで約5分、徒歩約15分の立地。「茨城県水戸合同庁舎」も徒歩約10分の位置にあります。
主要金融機関は「ゆうちょ銀行水戸店」「三井住友銀行水戸支店」「みずほ銀行水戸支店」などが徒歩15分圏内。コンビニATMも豊富です。
急な不調時に大助かりの医療機関は、水戸駅から徒歩13分に「水戸協同病院」、徒歩17分に「水戸赤十字病院」など入院病棟完備の総合病院があり、「エクセルメディカルクリニック」「水戸とりやま眼科」「水戸クリニック」といったクリニックも揃っています。
このほか「水戸市民会館」や「茨城県立図書館」など、魅力ある文化施設も。市の中心駅からお散歩気分で行き来できる範囲にこれだけ多種多様なスポットがまとまっている。これが水戸の強みのひとつです。
水戸駅周辺の充実ぶりに続いてご紹介したいのは、毎日の生活にまつわる耳寄り情報や施設について。
まず注目したいのは、水戸は過ごしやすい気候であること。冬場はやや寒さが厳しくなりますが、比較的温暖で、割合的に気象災害も少ないのが特長です。
その水戸で暮らすうえで最大の魅力は「敷地面積が広いこだわりの家でゆったりした生活の実現」と「便利な行政・生活サービスが身近にあるコンパクトシティ」。
土地に恵まれた茨城県は「一住宅あたり敷地面積全国第1位」を誇ります。「広い家で子どもを伸び伸びと育てたい」と考える子育て世帯だけでなく、実はリモートワーカーや多趣味な方にもぴったり。
自宅で仕事をする際、リビングにスペースを設けるなどなにかと苦労しますが、水戸の物件は敷地に余裕があるので広々としたワークスペースが確保できてストレスフリー。ゴルフやサーフィン、サイクリングなどが趣味の場合でも、ツールやグッズの収納スペースを確保しやすいのがうれしいポイントです。
一方の「コンパクトシティ」は、2017年度から2023年度まで7年をかけた「水戸市立地適正化計画」によるもの。
水戸市は同計画をもとに、日常生活に必要なサービスが身近に存在する「すべての人が安心して暮らせる多極ネットワーク型コンパクトシティ(市内の各地域を拠点化し、それぞれの拠点を交通でつなぎネットワーク化した都市構造)」として機能しています。
たとえば、スーパーマーケットが豊富なのも水戸ならでは。「イオンスタイル」「コープ」「セイブ」など、それぞれ地域密着で運営しているため、毎日の食料品や日用品の買い物にも苦労しません。
便利な商業施設といえば、広大な敷地を活かした大型ショッピングモールもあり、特に水戸市民に人気なのが「イオンモール水戸内原」「ヨークタウン水戸」です。
内原駅から徒歩8分の「イオンモール水戸内原」は「GAP」「ZARA」「ユニクロ」「無印良品」「ダイソー」「スターバックスコーヒー」など194店舗で構成。水戸駅から車で約7分の「ヨークタウン水戸」には「無印良品」「ユニクロ」「GU」「JINS」「カインズ水戸店」「コメダ珈琲店」などが入居しています。
子育て世帯にとっては教育施設の充実度も気になるところですが、この点でも水戸は優れています。
日本最大規模の藩校で江戸時代の総合大学「弘道館」をはじめ、水戸は県内有数の文教エリアとして名高い街です。120年以上もの歴史を有する「三の丸小学校」や「県立水戸第一高等学校」、新たに開校した「同高等学校附属中学校」など、教育環境が整っています。
水戸のもうひとつの大きな魅力として古くから語られているのは、豊かな自然と歴史ある名所が宝庫なこと。休日に家族で楽しんだり、趣味に打ち込めるレジャースポットが揃っています。
子どもから大人まで海水浴が楽しめたり、トッププロサーファー向けコンテストが開催される「大洗海岸」は、水戸駅から車で約30分、電車・バスを乗り継いで約50分。
日本一のネモフィラ名所であり、長年ロック・イン・ジャパン・フェスティバルを開催してきた「国営ひたち海浜公園」は車で約20分(水戸ICーひたち海浜公園IC)。
ゴルフが趣味、あるいはこれから始めてみたい方には、茨城を代表する名門「内原カントリー倶楽部」(水戸駅から車で約20分)、「水戸・ゴルフ・クラブ」(水戸駅から車で約19分)がおすすめです。
水戸駅から車で約5分~7分の距離にありながら、水戸市街地エリアに豊かな自然環境を提供する日本三名園の「偕楽園」。都市公園として世界第2位の面積を誇る同園の中でも借景となっている「千波湖」は特に人気が高く、水戸市民の憩いの場となっています。
また世界的な著名指揮者の故・小澤征爾さんが館長を務めた「水戸芸術館」をはじめ、「水戸市立博物館」「茨城県近代美術館」などの文化施設も同エリアに隣接しています。
さらに北関東自動車道の開通により栃木県や群馬県の往来もスムーズになり、加えて札幌や神戸、福岡、近隣アジア圏への便をもつ茨城空港には車やバスで1時間弱と、国内外旅行にも最適なエリアです。
都会的な利便性と豊かな自然のバランスが心地よい水戸。恵まれた自然の中で子育て、仕事と趣味を両立するワークライフバランスの実現、ゆったりとした住環境でのシニアライフなど、幅広い世代が暮らしやすい穏やかな街で、それぞれが描いた未来図を叶えてみませんか。