日本で古くから生活に取り入れられてきた「和紙」。その温かな存在感は、癒しと寛ぎのひと時を与えてくれます。洋室にもあえて、障子を使うことで、部屋全体が全く違った表情に。和紙を通して届く光が、空間全体をやわらかく、落ち着きのある雰囲気に変えてくれます。
日本で古くから生活に取り入れられてきた「和紙」。その温かな存在感は、癒しと寛ぎのひと時を与えてくれます。洋室にもあえて、障子を使うことで、部屋全体が全く違った表情に。和紙を通して届く光が、空間全体をやわらかく、落ち着きのある雰囲気に変えてくれます。
ユネスコの無形文化遺産にも登録されるほど、今や和紙は世界が認める自然素材。多くのデザイナーがその美しさに魅せられてきました。デンマークの建築家P.V.イェンセン・クリントが、折り紙からヒントを得てデザインしたランプシェードは秀逸。現在、シェードの素材はプラスティックペーパーに変わりましたが優しい味わいはそのままに、北欧を象徴する照明ブランド “レ・クリント”の代表作として、時代を超えて愛されています。
リビングで和の美しさとの融合を手軽に楽しむ工夫はたくさんあります。まずは和雑貨から始めてみませんか。北欧家具と和雑貨の相性は意外と良いのです。たとえば黒色のアイテムはすんなりとマッチ。黒の持つ端正で重厚なイメージが空間を引き締め、和・洋それぞれの魅力を上手に引き出してくれます。
情報誌THE SWEDEN HOUSEではショートストーリーがご覧いただけます。