「次はどこ行く？」「明日は何する？」出番を待つ道具たちから、そんな声が聞こえてきそう。玄関クローゼットの扉って、楽しい時間への入口なんだと思う。
家族みんなで選んだアウトドア用品やガーデニングの道具、おじいちゃんからゆずってもらったブランケット。使うごとに馴染んでいく働き者の相棒たちを、ただなんとなく放り込んだりはしない。大いなるリスペクトをこめて、それぞれの表情が輝くように…「収納」という名のコーディネートで、我が家にとっておきの空間が出来上がる。

私の大好きな“赤”で遊んでみるパントリー。ただそれだけで、なんだか心が弾んで、家事がまるごと楽しくなる。パズルのように、塗り絵のように、ちょっと考えて、ちょっと自分らしさをプラスしてコーディネート。毎日覗き込む空間だから、毎日楽しいのがいいじゃない？

家事はごきげんでやることにしている。もちろん、家事にもいろいろあって、得意ではないこともあるし、やりたくない日もあるけれど、ごきげんな自分は自分で連れてくることにしている。一目惚れしたベビーピンクのシェルフ、ラジオから流れるお気に入りのメロディ…そんな「仕掛け」にいつだってテンションUP！アイロンかけは終わったけれど、もう少しここにいたいかも…気になっていたボタン付けもやってしまおう。

洗面所の家事コーナーからスムーズに衣類をしまえたり、子どもたちが自分の洋服をさっと取り出せたり。
ファミリークローゼットという発想は、新しい快適と楽しみを連れてきます。
日々の動線を重視したプランニングで、暮らしをもっとすっきりと。