備えの保険と住宅ローンは関係大

住宅ローンというと金利だけに目が向きがちですが、それ以外に保険のことも考えておかなければなりません。住宅ローンに関係するものでは、団体信用生命保険(略称:団信)や火災保険、地震保険などもあります。
一般的に住宅ローンは長期間にわたって組むケースが多く、その間には何が起こるかはわかりません。住宅ローンの返済を終える前に事故や病気で亡くなってしまったり、火事や災害で家が全焼・全壊してしまうこともあります。
保険に加入せずに生計維持者が亡くなってしまった場合、収入がない状態で住宅ローンが残ったままとなります。また、万が一火災が起こった場合、住む場所を失った上に住宅ローンが残ることになってしまいます。

団体信用生命保険

団体信用生命保険、略して団信(だんしん)とは、文字通り生命保険のことです。住宅ローンを借りた人物に万が一(死亡、高度障害等)のことがあった場合、住宅ローンの残債分を返済してくれます。
団信に加入していない状態で契約者が返済ができない事態に陥ってしまうと、残された家族で残りの返済を継続していかなければなりません。それができない場合、せっかく手に入れたマイホームを手放して、その残りを返済するという事態となり、日々の生活が困窮してしまいます。このような事態を避けるためにも、住宅ローンを利用する際には、団信の加入をおすすめします。
また商品によっては、三大疾病にかかってしまった時は返済が免除されるものも出てきています。もし三大疾病にかかってしまったときにも、団信は充分な給付金が出るだけでなく保険料も安いので、非常に心強い支えとなります。

団体信用生命保険

住宅の火災保険

自分達が気をつけていればある程度は火災は回避ができるものなので、保険に加入するのはもったいないという方もいるかもしれません。 しかし火災というのは、自分達の火の不始末以外に、隣家からのもらい火や自然災害の影響などで起こる可能性もあります。どんなに気をつけていても、火事になる可能性は、どの家にもあるのです。
火災保険は、火災だけでなく、さまざまな自然災害や盗難、破損などを補償しているものもあります。家を新築したら必ず火災保険に入っておくことをおすすめします。

火災保険

地震保険

地震保険は、単独で加入できないため、必ず火災保険に付帯して契約する必要があります。万が一のとき、建物や家財が全壊・全焼し場合に最大50%の補償が受けられます(ただし、建物は5000万円、家財は1000万円までの上限あり)。
補償が50%までなので、全く同じ家を建て直せるわけではありませんが、地震保険は家を失った場合の備えになることは確かです。これらのことを考慮し、自分には地震保険が本当に必要なのかを専門家に相談しながら考えてみてください。

地震保険

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