スウェーデン流 ママとパパと子どもたちのいる暮らし「終業式と卒業式」

2018.06.18 UP

スウェーデンでは6月初旬から中旬にかけて学年の最終学期が終わり、2ヶ月半の長い夏休みが始まります。学年末の5月からは行事が数多く行われますが、PTAがないスウェーデンの学校では、基本的に行事は生徒が主体となって学校側が執りおこないます。慌ただしい子どもたちに比べ、保護者は仕事の合間に発表会を観に行く程度で、PTAが取り仕切る日本とはずいぶん違います。大きな行事や旅行などの補助が必要な時には、定期的に行われる保護者会で役員を募集し、名乗りでた人がスタッフに参加しますが、何をするにも出来る範囲で行うところがスウェーデン式。保護者会もほとんどの保護者が仕事をしているため、夜に行われます。

終業式に先生に贈る花束

終業式にはお世話になった先生にお花を贈るのが恒例になっていて、クラス全員で大きな花束を贈ったり、それぞれが感謝の気持ちとして小さなブーケを贈ったりします。ですが、ブーケといっても高価なものではなく、一輪のお花にリボンをかけてプレゼントする子もいます。以前、娘の小学校の終業式で、庭に咲いているお花を摘んで束にして持って来た女の子がいました。そのさりげない花束が素敵で、今でも強く印象に残っています。

女の子と素敵な草花のブーケ

5月頃からブテックにはやたらと白いドレスや服が目につきます。白は清涼感あふれる夏の色なので、当然といえば当然ですが、スウェーデンに住み始めた頃、「それにしても白い服だらけだな…」と感じるほどでした。そしてそれは子どもたちが終業式を迎えるまで謎のままでした。実は「白い服」は終業式や卒業式の暗黙のドレスコードになっていたようです。特に高校の卒業式では、女子はほとんどみんなが白いドレスやスーツを着るようですから、この時期に白い服が店頭にずらっと並ぶのは当然ですね。
日本のフォーマルウェアといえば黒がお決まりで、白は花嫁の色とされていますが、スウェーデンでは教会の儀式である堅信式や卒業式に白いドレスを着るのがスタンダードのようです。

白いドレスを着る高校の卒業式

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