1日中外で過ごす夏とはうってかわって、家の中で過ごす時間がうんと⾧くなる、秋から冬の時期。スウェーデンの人たちは、そんな季節を楽しく過ごせるようずっと昔から工夫をして暮らしてきました。 Hemslöjd(へムスロイド)と呼ばれる、編み物や木工などの手工芸品が発達した理由には、暗く長い冬の期間に家の中で過ごすことを強いられたスウェーデンならではの気候があったようです。今回は、秋の素材を使ってお部屋を飾る小物の手作りに挑戦。スウェーデン流「mysig(ミューシグ)」を楽しんでみましょう。
テーブル
樫の実は公園で拾ったもの。いろいろな形の葉っぱや園芸店で見つけた面白い形の実と組み合わせて秋の公園の景色を真似てみました。
キャンドル
毛糸で編んで包む「Stickgraffiti(ステックグラフィティ)」にヒントを得て、アロマキャンドルを包んでみました。秋色のコットンヤーンを使ってモチーフのモールモッシュルートルとストライプに編み込んで、ベリーの香りのするアロマキャンドルのカバーに。
木の実
この時期、スウェーデンの公園などの地面には、トゲトゲの殻がはじけて栗に似たカエデの実が一面に転がっていますが、残念なことにこの実は食べられないそう。
窓辺を飾る
花瓶を使って飾るコツは、デザインの素敵な本を台にして高さに変化をつけること。動きのある枝にイルミネーションライトを灯して、暖かさを演出してみました。
自然素材で玄関ホールや空間を飾る
バラの花の形に似た小さな松ぼっくりを糸で繋ぎ合わせて作ったモビールは、玄関やリビングの空間にぴったり。
自分だけのダーラへスト作り
ナチュラルなダーラヘストに好きな色を塗り、絵付けしたオリジナルのダーラヘストを作ってみました。いろいろな大きさ、模様のダーラヘストを窓辺に並べてみるのもいいですね。
ローズヒップやチリペッパーの飾り
ローズヒップと同じく、小さなサイズのカラフルなチリペッパーを繋げて飾りにするのもいいですね。この小さなチリは野菜売り場で見つけたもの。最近は鉢植えのチリペッパーも出回っているので、キッチンのテーブルに飾ってもいいですね。
ハーブのリース
フレッシュハーブのタイムは、使いきれない分をキッチンに吊るしてみましょう。部屋中に香りが広がってお料理する時間が楽しくなります。
オリジナルミニフレームを作って飾ろう
お気に入りのポストカードやイラストを、秋らしい素材でデコレーションしたフレームに入れると立派な「アート」に。ランダムに配置して壁にかけたり、キャビネットの上に無造作に並べてミニギャラリーを作りましょう。