コロニーロットは、自分たちの手で自然の恵みを受け取る場所。小さなプランターでも、りっぱなファーマーになることができます。

スウェーデンでは食卓に野の花を飾り、日常的に自然を味わい愛でる習慣があります。その日、一番可愛らしく咲いた花で食卓を彩ってみては。

長く寒い冬が続くスウェーデン。穏やかな季節に、外で食事やお茶をみんな一緒に楽しむことの贅沢さをよく知っています。時には電気を消して、キャンドルの明かりを楽しんで。

食を通じて、旬や季節感を感じる暮らし。おいしいものを、おいしいときに食べられる幸せ。収穫の喜びを暮らしの中で味わうと、大自然と一体化した気分になります。

「こうしなきゃ」にこだわらず、自分流を楽しんでみては。本を立てたり積んだり、ブックエンドの代わりにあえて本そのものを使うのもアイデアです。

小さなスペースに、あえて一人がけのゆったりとした椅子を置いてみる。するとそこは、ゆっくりと読書を楽しむことができる、家族のライブラリーに。

自分のルーツや家族が今関心を持っていることを、日常、さりげなく目にすることが大切。それが家族の誇りにも。子供の絵だって、ここではアートになります。

窓は外と中の世界を繋ぐ大切な入り口。窓辺に花を飾ると、木の窓枠を通して外の大きな自然と室内の小さな自然が見えてきます。自然と調和することで、普段の生活がさらに豊かに彩られます。

ファミリールームでは、重心の低いソファやラグを置いて、居心地のよい雰囲気を醸し出す「床座の贅沢」を楽しんでみては。

家族の歴史を引き継ぐ、家族のお気に入りを集める。愛着のあるものたちに見守られる空間です。

スウェーデンでは、家族がお互いを助け合い、平等な立場で暮らしています。父や母のどちらかとだけ長く過ごす習慣はなく、みんなで集まる時間が大切。ファミリールームにお気に入りのカップを持ち寄って集まりましょう。

おもてなしの空間は、色やボリュームを抑え、すっきりみせる。クラシックなデザインで揃えるのでなく、あえて直線的な素材やモダンなデザインを合わせるのがスウェーデンのスタイルです。

おもてなしの気持ち。寒い冬、訪ねてきてくれた友人を迎え入れ、暖かい家で過ごす、その時間を大切にしたい気持ち。

7種類のお菓子を作ってもてなすのがスウェーデンの伝統的なフィーカ。気持ちが豊かになれるように心がけると、おもてなしの時間は特別なイベントになります。