理想の我が家で
始まった
もうひとつの人生。
埼玉県 | Iさん
お子さんが巣立ち始め、
これからの暮らしを考え始める50代。
長年マンションで
子育てをされてきたIさんは、
スウェーデンハウスとの偶然の出会いから、
ご自身が想像もしなかった
戸建て住宅への
住み替えという
大きな決断をされました。
それから8年。
すっかり「我が家が趣味」となったIさん。
思いもよらなかった暮らしを、
心底楽しんでおられるご夫妻を訪ねました。
想定外だった、
一戸建ての暮らし。
こまめに手入れされた庭のグリーンがひときわ映えるIさんのスウェーデンハウス。リビングでは、奥様による手づくりのドライフラワーが、木の壁や家具を飾ります。
3人のお子さんたちが巣立ち、現在はご夫婦で暮らすIさん。スウェーデンハウスを建てられたのは、2017年3月のことでした。
当時50代前半だったIさんは、同じ県内のマンションにお住まいでした。きっかけは、娘さんと行った展示場で出会ったスウェーデンハウスだったと振り返ります。
「マンションのローンも残っていたし、住み替えなんて全く考えていませんでした。ただ、二人とも家や家具を見るのは好きで、TVのリフォーム番組を録画するほどよく見ていたんです。
18年間暮らしたマンションが終の棲家になると思い、ちょうどキッチンとお風呂などの大規模なリフォームを終えたばかりでした」。
展示場で案内された平屋住宅の見学会に参加したIさんは、強く心を動かされたとおっしゃいます。
「なによりこの木製サッシ3層ガラス窓でした。この窓のおかげで室内の暖かさが保たれるというし、結露もない。マンションは寒くて、結露によるカビにも悩まされていたので、それが全くないというのが驚きでした」。
両親の野菜づくりを見ていたご主人は、庭があれば野菜づくりもできる…と戸建てでの暮らしに想像を膨らませました。
「当時の私は特に趣味もなく、このままマンション住まいで定年を迎えてしまったら、やることがないな…とも思ったんです」。
奥様も、「子どもたちの好きな音楽が仕事になれば…とグランドピアノをマンションに置いたほど(笑)。
これまでずっと子どもたちに愛情を注いできましたが、長女が独立し一番下の子も18歳になるところで、これからは自分たちのために…という想いもありました」。
それからは、ご家族で各地のモデルハウスを見学、さらに宿泊体験をして暖かさなどを実感したと話されます。
和風だった庭から日々勉強しながら自分好みに改良中の庭。
木の家、色々。
各社のモデルハウスを
見極めて。
木の温もりや心地よさが好きで、マンションでも木の家具に囲まれて暮らしていたIさん。
「少しくらい傷がついても、手入れをすればいいし、それもまた味わいになる。木は生きているし、呼吸していますから」。
建てるならやはり木の家がいいと、「木の家」を謳う他社のモデルハウスにも足を運ばれました。
「大手ハウスメーカーに伺ったら北側の部屋が寒く、床も冷たかったんです。そう言うと、『北側なのでね』と言われてしまって。スウェーデンハウスは北側でも暖かいのに…と思いました」と奥様。
ご主人も、「別のハウスメーカーには床暖房が入っていましたが、床暖房は電化製品でしょう。先々のメンテナンスまで考えると、やはり自然な暖かさの方がよかった」。
同時に、価格面も慎重に比較検討されました。奥様はおっしゃいます。
「見学したモデルハウスを気に入っても、それが本当に自分たちの建てられる家かは、ハウスメーカーによって全然違うんですよね。例えば、他社のモデルハウスはほとんどがオプションでできていて、住みたい家にしようとすると、どんどん雪だるま式に高額になってしまう。
その点スウェーデンハウスは、モデルハウスも実際に建てる家も、みな性能の高さは同じ。高気密・高断熱の窓も標準装備されていて、その価格はモデルハウスと一緒。いわば“コミコミ”なのがいいと思いました」。
ご主人もこう続けます。「スウェーデンハウスは『高い』とよく言われますが、建てる人のために、提示される価格にはインテリアや外構など必要な諸費用が全て含められている。これは案外知られていないような気がします」。
資金計画を含め、何度もシビアなシミュレーションをしたと振り返るIさん。ちょうど県内で売り出されていたスウェーデンハウスの分譲地を購入され、家づくりは、お二人の知識と憧れを総動員しながら進められました。
新居にまず希望したのは、家族それぞれの空間でした。「マンションでは、子ども部屋を一人ずつ用意してあげられなかったし、帰って来た時にそれぞれの場所があるのはいいなと」。
寝室にはご主人の書斎を、キッチンの隣には奥様の家事スペースを設けました。また、お子さんたちが巣立った後は、平屋のように1階だけで暮らせる間取りを考えました。
「50代からの住み替えでしたので、将来を見据えてさまざまなことを加味しました」。
新たな世界を
広げてくれた、
庭のある暮らし。
こうして完成したIさん邸。8年を経た今、板張りの壁や無垢材の床は少しずつ温かみある深い色合いへと変化し、マンション住まいの頃から愛用されてきたウォルナットの家具にすっかり馴染んでいます。
「マンションは寒かったけれど、ここはとても暖かい。家じゅうどこも同じ温度なので、快適さが全然違います」とお二人。
「エアコンは、1階と2階に1台ずつ使用することが多いんですが、正直これだけで冬を過ごせるとは思っていませんでした。南側に窓が多いのですが、夏も思いの外涼しいです」。
この家に暮らすようになって、新たに始められたのが、ガーデニングです。「すっかり庭が趣味になってしまいまして(笑)」と、嬉しそうなご主人。
以前は虫が大の苦手で、触ることもできなかった奥様も、今では一緒に30本ものバラやさまざまな植物、野菜を育てています。
「自分たちで育てて食べる採れたての野菜は、おいしさが全然違います。植物は手をかけるほど、応えてくれます。家と一緒です」。そうお二人は目を輝かせます。DIYにもチャレンジし、家のメンテナンスも楽しんでいるそう。
「庭に出て仕事をしていると、いろんな人が声をかけてくれます。それも楽しい」とご主人。スウェーデンハウスの分譲地で、入居時期が重なるご近所の方々とは共通の話題が豊富で、年代を超えたつながりが自然にできたと話されます。
昨年結婚されたご長女も、近くにスウェーデンハウスを建てられたそう。かわいらしい三角屋根で、やはり庭のグリーンに三連窓が映え、絵のような美しさです。
Iさんのお宅がひときわ賑やかになるのは、お子さんたちが集まる年末年始。
「家族対抗カラオケ大会が大晦日の恒例になっていまして。ピアノや合唱など3人とも子どもの頃から音楽には親しんできたので、真剣勝負です。この窓のおかげで外に音が漏れる心配もないので、心置きなく歌えます。遮音性の高さは実証済みですよ(笑)」。
奥様はしみじみとこうおっしゃいます。「あの時、建てておいてよかった。二人だけになってからより、子どもたちがいるうちに住み替えたことで、ここがみんなの家になりました」。
スウェーデンハウスとの出会いから、大きく変化することになったIさんのライフスタイル。やりたいこと、楽しいことが際限なく増え、世界がどんどん広がっていく…。
我が家を心から楽しんでおられる、生き生きとしたお二人の表情が印象的でした。
