秋の終わりとともに
我が家はにわかに忙しくなる。
カーテンやクッションカバーを
温かみのあるものに替え
ツリーを飾り付けたり
ジンジャークッキーを焼いたり。
クリスマスまでの４週間
楽しい気持ちはどんどん膨らむ。

大きな木枠の窓に星を飾るのは
父さんの仕事。
明りが灯ると夢のようにキレイで
北欧生まれのこの家にとてもよく似合い
いつだって、少し誇らしい気持ちになった。

誰もが大きな包みを抱えて家路を急ぐ
クリスマス・イヴの街が好き。
離れていても簡単に繋がれる時代だけれど
会いたい人がいて、帰りたい家がある。
ドアを開けると
キッチンからは良い匂いがして
甥っ子たちは子犬のように駆け寄ってくる。

夕食が終わる頃には
少し大人になった息子が
バイオリンを弾き始める。
懐かしい風景、変わらぬぬくもり。
クリスマス・イヴは
家族であることが
何より嬉しい特別な夜。

暖炉の前で
誰からともなく始まるおしゃべり。
パインの優しいぬくもりに囲まれて
まるで大きな木の下にいるみたい。
最近はどう？　元気にしてる？
新しい仕事の話や
始まったばかりの恋の話に
穏やかに耳を傾ける。

嬉しい話ばかりじゃない。
悲しい話だってあるけれど
全ての言葉は
新しい年への希望に変わる。


「クリスマスって魔法みたいね」と
私が言うと
母さんは優しく笑った。
「クリスマスは奇跡なのよ」と。

心地の良い場所
暖かい場所へ人は自然に集まります。
世界中で一番安心できて
飾らない自分を受け入れてくれる場所
愛する人たちと
愛する時間を過ごす「いつもの場所」に
スウェーデンハウスは
なりたいと願っています。

森から生まれたこの家には
自然からの恵みと強さ
そして特別な安らぎが備わっています。
毎日がクリスマスのような
心はずむ空間へ。
モデルハウスでお待ちしています。