スウェーデンでは、9月の中頃から日没が早くなる。
枯葉が舞い終わる頃には、1日のほとんどが暗くなってしまう。
明るかった太陽はもう姿を見せないのだ。
だからだろうか？スウェーデンでは、赤の色使いがとても多い。
キャンドルの赤、ランプシェード、テーブルクロス等々。
伝統の民族衣装も赤の色使いが素晴らしい。
女性服、エプロンの縞模様、腰に付けるポシェット。
羊の毛で織った厚手ウールに繊細で愛らしい伝統刺繍がいっそう華やかだ。
Profile
深井せつ子
画家。北欧絵本に『イェータ運河を行く』、『風車がまわった！』、『森はみんなの保育園』、『スウェーデンの変身する家具』、他の地域の絵本に『一枚の布をぐるぐるぐる』など（全て福音館書店発行）。2021年4月に『児童文学の中の家』（エクスナレッジ）、2024年1月に『たくさんのふしぎ まど・窓・まど』（福音館書店）を出版。
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