Vol.3
わかちあう。
家族と自然と。
人も自然も、
世界は多様性に満ちています。
それは家族も同じ。
一人ひとり、それぞれ違います。
スウェーデンハウスは、
家族の誰もが平等に快適に、
住み継げる家。
そこに、数値だけでは
決して語りきれない、
人の暮らしをロングスパンで見つめた
家づくりの想いがあります。
「何を」より
「どんな顔で」
話すのか。
家族の暮らしを長くつづけていると、
家族と(もちろん愛犬や愛猫もですね)、
何を話すかよりもどんな顔で話すのかが
大切なのだと思えるようになります。
たとえばお子さんなら、
言葉よりも表情に敏感な時期があります。
そんな年ごろを過ぎても、大人同士だって、
相手の表情や言い方次第で、
素直に耳を傾けられないこともあります。



だからこそ、
できるだけ自然体で、
自分らしく話ができる環境にあることが
誰にとっても幸せにつながると思うのです。
そして、家とは、家族一人ひとりが
幾つになっても自然体で、
自分らしくふれあえる快適な環境を
支えつづけるものである。
スウェーデンハウスは、そう考えています。
快適と安心に
格差を設けない。
スウェーデンハウスの基本性能はワングレード。
しかもその性能は十分な余力を蓄えた
ハイスペック仕様です。
それは、家には、赤ちゃんからお年寄りまで、
家族の誰もが等しく快適に暮らせる
環境を備えたいという考えから生まれました。
その上、スウェーデンハウスは、
三世代にわたり安心して住み継げる家。
そこには、建て替えの負担なしに
家族の長い物語を育みつづけ、
自然環境に貢献したいという想いがあります。


もし、家の要である基本性能に
グレードの差を設けていれば。
もし、長寿命の家でなければ。
それはもはやスウェーデンハウスではありません。
なぜなら、私たちが考える家とは、
快適と安心に格差を設けない、
持続可能な家だけ。
それこそ、生産消費の量が問われる時代に、
私たちなりに家の在り方を見つめ直し、
辿り着いた答えなのです。
家は消費財でも、家電でもありません。
家族の人生を大切に包みこむ舞台なのです。
そして長く住み継ぐほどに、
舞台の安心は揺るぎなく増していきます。
そのためにこの星の豊かな自然環境は不可欠。
そう教えてくれたのが、
いまから40年以上も前、
私たちの創業者が出会った
北欧・スウェーデンの木の家でした。
この家には、私たちが手本とした
スウェーデンの住思想が、
しっかりと根をはっていたのです。
人と自然の
わかちあい・調和。
スウェーデンは環境先進国です。
マイノリティへの公平性も高く、
一人ひとりが自分らしく生活そのものを楽しむ
豊かなライフスタイルの根づいた国です。
だからでしょう、スウェーデンの木の家は、
厳寒の気候にあっても、家族の誰もが
平等に快適に暮らせる性能を備え、
何世代も住み継げることで環境に貢献します。
そして、人々の自然を敬う環境への想いと
誰もひとりにしない互いを尊重する想いが、
人々の豊かで個性的なライフスタイルを
のびやかに育んでいるといえます。
スウェーデンには、主要な経済資源である森林を
過剰な伐採により失いかけた時代があります。
その反省から国策として計画植林を行い、
いち早く環境保全に取り組みました。
太陽の存在そのものが希少な気候にあり、
その上、自然を失いかけた経験を経て、
彼らは自然の恵みをわかちあうことの
大切さを痛感しました。
そして国土に対して人口の少ないこの国は、
現代における多様性の域にまで、
公平・平等の精神を社会の隅々に広げていきました。
それは、街並みや公共施設はもちろん、
家の隅々にまで行きわたっています。






そうしたスウェーデンの住思想が、
スウェーデンハウスに宿っています。
自然の循環に寄り添う計画植林による
スウェーデン材の採用も、
誰もが快適に過ごせる空間を
末長く維持するテクノロジーも、
根底にはスウェーデン由来の
人と自然の「わかちあい・調和」があります。
そしてそれは、古くから日本の暮らしに
息づいていた知恵ともつながるのです。
たとえば、日本の里山を思い浮かべてください。
自然の領域と人の暮らしが渚のように重なり、
互いに恵みや技術をわかちあうことで、
自然と人の暮らしが時間をかけて調和する、
自然そのものでも人為的でもない、特別な環境です。
スウェーデンハウスは、そんな里山のような
人と自然の、互いの居心地の調和を求めた家なのです。

数値の前に
思想がある。
モノづくりにはどんなモノであれ
はじめに思想があるはずです。
しかし消費社会や流行に追われ、
やがて色褪せることが多いのも事実。
昨今では、住宅性能を示す様々な数値ばかりが
取り上げられる傾向にあります。
しかし私たちにとって数値は、
住思想を実現した結果に過ぎません。
私たちが気を配らなければならないのは、
数値よりも、オーナー様がいつまでも
自分らしく過ごせる家であることです。



スウェーデンハウスは、
創立40年を超えたばかり。
まだまだこの家の長寿命に追いついていません。
それでも、多くのオーナー様のお宅に伺い、
暮らしを存分に楽しまれている
ご様子にふれる度に、私たちの家づくりに
間違いのなかったことを確信しています。
これからも、迷うことなく、
私たちの住思想を根底にした
家づくりをつづけてまいります。



いつまでも。
スウェーデンハウスと。
【 撮影地 】
【 モデルハウスインフォメーション 】
スウェーデンハウスのモデルハウスには、一つ一つどの家にも、安心して暮らせる心地よさがあります。また築年数を重ねて味わいを深めてゆく、それぞれの美しさがあります。ぜひ実際に見て、感じてください。
