ウフフの我が家

気が付けば、スウェーデンハウスを建ててはや17年。オーナーコピーライターのひとりごと。

どこでも個室

土曜日、珍しく外でランチを食べようという話になり、散歩にちょうどいい距離にあるカレー屋に夫婦で出掛けた。お昼時間を外したにもかかわらず店内は満席で、すぐ横の席にもお客さんがいた。結婚して日の浅い風の若いお二人で、こちとら特に話題もない(笑)熟年夫婦なものだから、カレーを待ちながら聞くとはなしに彼らの会話を耳にすることになった。

カレー屋の3軒ほど先が住宅展示場なのだ。どうやら二人はそこに行った帰りのようなのだが、まだ家を建てようかどうしようかという段階。「これから」な感じが初々しくって、微笑ましい。うんうん、わかるよ、別に今じゃなくてもとか思うよね。子どものこととか、仕事のこととか、落ち着いてからでも良くない?とかね。ああ、私たちもこんなやったんかなあ。

家を建てるタイミングって難しい。夢が膨らむ分だけ不安も膨らむ。若ければなおのことだと思う。それでも私は、せっかくスウェーデンハウスに住むならば、早い方がいいんじゃないかと思っている。100年住宅なんだから、せめてその半分くらいは暮らしたいと、この快適を知ってしまったら、あなたもきっとそう思うはずだ。人生設計がはっきりしてからなんて言っていたら時間はどんどん過ぎていく。我が家も実際、思いがけず転勤になって賃貸に出したり、コロナ禍で在宅勤務になったりした。人生何が起こるか誰にもわからない。案ずるより住むが易しだ。

今は公的な助成制度だって充実していると聞くし、スウェーデンハウスでも若い人向けにあれやこれやと家づくりを後押ししてくれるらしい。ホントずるいなあ、私たちもぜひ利用したかった。

ぶらぶらと帰りながら夫が「スウェーデンハウスがいいですよとか、言い出すんじゃないかと思ったわ」と言ってきた。ふん、見抜かれていたか・・・ああそうだよ、だってこの住宅展示場にはスウェーデンハウスのモデルハウスがないんだもん!OH MY!どうかあの二人が、スウェーデンハウスを見ずにマイホームを決めたりしませんように。せめてあと2・3カ所、別の住宅展示場に足を運んでくれますように。神様どうか、お願いします。