東京都 ― Yさん
親から子へ、
続いていく
暖かさと幸せ。
20代で自分の家族をもったYさんは、
新たに家をつくろうと考えます。
数ある選択肢の中から決めたのは、
自らが育った家と同じ、
スウェーデンハウスを建てること。
親から子へ、2代にわたり
受け継がれたものとは――。
建てるなら、
スウェーデンハウス。
30代前半のYさんは、奥様と4歳の娘さんの3人家族です。取材は冬真っ只中の1月末。ご実家にお住まいのご両親とおばあ様にも集まっていただいて、4世代にわたる賑やかな笑顔が並ぶスウェーデンハウスでお話を伺いました。
Yさんが自分たちの家をもつことを考え始めたのは5年ほど前のこと、当時は都内のマンションにお住まいでした。「会社からの補助はあったのですが、このまま家賃を払い続けても何も残らないなと考えるようになりました」とご主人。ちょうどお嬢さんが誕生されるタイミングでもありました。
新たな住まいの検討を始められたYさん。「最初はマンションを見ていたのですが高騰していて、この金額なら戸建ても選択肢に入れようということになりました」。
インターネットで土地探しを始められたYさんですが、希望する南向きの土地は、なかなか見つかりません。そんな中、目に留まったのが、他社の建売住宅でした。「立地も悪くないし、広さも十分で、希望していた南向きの物件でした。手っ取り早い…ではないですが、これで良いのではないかと思ったんです」。奥様も「建築条件のない土地があまりなかったということと、更地を見るのと違って、暮らしをよりイメージしやすかったこともありました」。
建売住宅に気持ちが傾く中、立ち止まって考えるきっかけを与えてくれたのが、ご両親からの「せっかくなら、スウェーデンハウスにしたら…!?」の一言でした。
実は、ご実家はスウェーデンハウス。ご両親はこう振り返ります。「普段スウェーデンハウスに暮らしているからでしょうか、たまたま一緒に見に行った建売住宅の細かなつくりや仕様などが気になってしまって。聞けばお値段もなかなか…でした」。自分たちの価値観を押し付けるつもりはなかったとおっしゃるご両親ですが、つい出てしまった本音でした。
奥様もこう言葉を続けます。「建売だと、通りから見える外観だけは見栄えがよくて、裏に回ると違ったりするんですよね…」。
「その点、スウェーデンハウスはすみずみまできちんとできています。住み心地の良さと価格のバランスも考えてみてほしいなと思いました」とご両親。ご主人はこう振り返ります。「両親は普段は何も言わないタイプ。それだけに、耳に残りました」。
ご主人がご両親の建てたスウェーデンハウスに引っ越しをされたのは、13歳の時。強烈に記憶に残っていることがありました。「建築中に仮住まいをした一軒家がものすごく寒かったんです。だから、スウェーデンハウスが暖かい家だなというのは、実感としてありました」。
営業担当の矢延いわく「スウェーデンハウスオーナーのジュニア様は、その快適さを、日常生活の中で体感としてご存知です。ただ、お建てになられたのはご両親様ですので、建物の性能や構造についてはあまりご存知ない方が多いんです(笑)。改めてご説明し、『なるほど』と仰っていただくと、より一層またスウェーデンハウスにお住まいいただけたらという気持ちが強くなりますね。優しい、息ぴったりの本当に素敵なご家族でした」。
子どもの頃から当たり前のように過ごしてきた家の住み心地が、実は当たり前ではないと気づいたご主人。
ご縁があって現在の土地を見つけられ、スウェーデンハウスを建てることに決めました。「自分で建てようと決めたら、他のハウスメーカーはもう考えませんでした。 “建てるなら、スウェーデンハウス”という気持ちは自分の中にあったので」。
一方、奥様も「スウェーデンハウスは外観も中もかわいいし、冬は暖かくて夏は涼しい。住み心地がいいことは分かっていましたので楽しみでした」。
改めて実感した、
暖かさと安心感。
Yさんが新居に入居されたのは、2019年10月。大学卒業と同時にご実家を離れて以来、約8年半ぶりにスウェーデンハウスで暮らすことになったご主人は「やはり、家に帰ってきた瞬間から、快適です」と顔をほころばせます。
奥様も「一度この快適さを知ってしまうと、元には戻れませんね。私の実家に泊まると、外なの?という位に寒すぎて、寝られないんです。スウェーデンハウスに暮らしてからは、冬場の室内での服装が薄着になりました」とうなずきます。
戸建てに暮らすということに漠然とした不安も少しあったという奥様ですが、今は安心感に変わったとおっしゃいます。
「特に、防災面ですね。マンション住まいの時は、台風が来ると、いつ窓が割れるのだろうと怖かったのですが、それがなくなりました。風の音も気になりませんし、地震が来たときも窓がカタカタいわない。家の前の道路も、結構車の通りが激しいのですが、とても静かです。色々な意味で、外から守られている感じがします」。
思い通り、を
叶える喜び。
瀟洒なカフェを思わせる、Yさん宅のLDK。ブルーグレーを基調にしたインテリアは、ご主人のこだわりです。使う色は3つまでと心がけてセレクトされたのだとか。
打ち合わせは、5月の連休を利用して集中的に進めたそう。「子どもが小さかったので大変でしたが、楽しかったです」とお二人。
とことん「好き」にこだわって、ご自身のセンスを発揮し、思い通りの空間を実現する…新築だからこその家づくりの醍醐味と言えるかもしれません。それは、暮らすほどに愛着へと変わっていくことでしょう。
「僕らの希望は、友人たちを家に呼んでバーベキューをやりたいというのと、おしゃれな家にしたかったんです。おかげさまで、承認欲求が満たされています(笑)」とご主人。聞けば、ご実家も人が集まる家だったそう。
「実家にも同じ位の広さのウッドデッキがあって、よく親戚などが集まってバーベキューをしていたことが、楽しい思い出です」。ご主人のスウェーデンハウスの記憶、それは賑やかな家族の笑顔とともにありました。
ご両親も、嬉しそうにおっしゃいます。「面白いなと思ったのは、2階がほとんどうちの間取りと同じところ(笑)」。ご主人いわく、「実家の真似をしたつもりはないのですが…そうなっていました(笑)」。あえて口には出さなくとも、ご両親が大切にされてきた住まいの快適さを、ご主人は自然に受け継がれているのでしょう。
そして今、Yさんの家では、誰よりもお嬢さんがスウェーデンハウスのファン。2階の子ども部屋が大のお気に入りだそう。「ここに来てからは、以前のマンションのように『走らないで』と言うこともなくなりました。この家で、のびのびと育っていってほしいです」。お二人は目を細めます。
日々育まれてゆく
大切なもの。
ご実家は、車で40分ほどのところにあります。ご両親がスウェーデンハウスを建てたのは、21年前。その住み心地を伺うと、「とにかく、暖かいです」と、ご両親。「冬の快適さはもちろんですが、私は夏も好きです。蒸し暑い外から帰ってくると、カラッと爽やかな空気が心地いいんです。20年以上経っても木が醸し出す、穏やかな空気感のようなものも気に入っています」とお母様。
その性能に信頼を寄せているとおっしゃるのは、お父様です。「スウェーデンハウスは、使っている断熱材が他とは全然違います。とりわけ分厚いし、密度も高いから、暖かさや静かさに違いがあるのだと思います。窓の気密・断熱性能もすばらしい。20年以上経っても、隙間風一つ入ってきません」。
ご実家には最近、高齢になったYさんのおばあ様も同居されるようになりました。おばあ様はこうおっしゃいます。「暖かさが違います。少し前まで別の一軒屋に住んでいて、当然のように結露もありましたが、この家では発生しないんですね。最近は物騒な事件も多いですが、この窓ならまず心配ないということで、安心感があります」。
Yさんがご両親から受け継いだ「快適さ」のスタンダードは、これからお嬢さんに、そしてきっと次の世代へと受け継がれてゆくことでしょう。
