ぬくもりのある雑貨やインテリア小物をディスプレイして、お客さまに自宅にいるようなくつろぎと心地よさをご提供します。こだわりのコーヒーはブラジルから生豆を直輸入して、好みの味にローストしてくれるお店から仕入れています。人気メニューは、手づくりベーコンを使ったカルボナーラやベーコンとポテトのピザです。
お仕事の関係で引越しが多く、今までに何度か住まいを転々としていたMさんご家族。「子どもたちのことも考え、定住したいと思いました。同時に、私が思い描いていたカフェも一緒に開業したくて」と奥さま。スウェーデンハウスとの出会いは、仲の良いお友だちがマイホームを建てたことだったとか。「遊びにいくと、とても明るくて開放感があって。それに、木の香りが心地よくて、ついつい時間を忘れて長居してしまいました。私がイメージしていた理想の家、カフェに近かったんですね」。
「Cafeおりーぶ」は、以前幼稚園の栄養士として給食を作っていた経験のある奥さまが切り盛りしています。「もともと来客の多い家でしたので、友人や仲間が心地よくのんびり過ごせる場所をつくりたいなと。そんな思いがCafeおりーぶの原点だから、スウェーデンハウスがふさわしいと思いました」。一方、ご主人は性能面について他社と比較検討したそうです。「気密・断熱性が高く、省エネで家中快適に過ごせることに納得しました。でも、決め手は家族全員がスウェーデンハウスの展示場にいる時が一番楽しそうだったこと」。
プランニングは奥さまがラフスケッチを描き、設計担当者が具体的な図面にしています。「1階をカフェ兼LDKにして、2階を生活空間としました。ですから、基本的には普通の家の間取り。ただし、カフェになるリビング・ダイニングは広めにしています。お客さんが複数組いても落ち着ける広さを確保したかったからです」。また、木質感にこだわり、腰板や天井などパイン材を採用。さらに、ぬくもりのある雑貨やインテリア小物をディスプレイ。それにより、お客さまが自宅にいるようなくつろぎと、それ以上の心地よさを目指しました。
おうちとカフェの両立を考えた奥さまは、営業時間などを工夫しています。「営業は水曜から土曜の週4日だけ。時間も11:30から18:00までに絞り、時間帯で主婦とシェフを演じ分けられるようにしました」。カフェタイムは、ターバンとエプロンをして気持ちの切り替えをしているとか。また、カフェと居室のある2階をドアで仕切るなど、プライバシーにも配慮しています。「営業時間の終わったカフェは、家族の憩いの場になり、昼も夜も大活躍です。子供たちは2階の部屋にこもらず、ほとんど1階のカフェで過ごし、勉強もしているんですよ」。
お客様はご近所の方が多いそうですが、近郊からもクチコミで聞きつけた女性グループの方たちが、のんびりおしゃべりに来ることもあるとか。また、週末にはスウェーデンハウスのオーナーや検討客の方も来店するそうです。「広すぎず家庭的な雰囲気から、"おうちにいるみたい"といわれます。小さなお子さんが寝てしまうこともよくあるし、まだ帰りたくないとおっしゃるお子さんもいらっしゃいます」。「お友達とゆっくりしゃべりたいからこのお店に来たのよ」といわれるお客様も。
香り高いコーヒーは、開店以前から奥様が気になっていたという、ブラジルからコーヒーの生豆を直輸入して、好みの味にローストしてくれるお店から仕入れているそうです。人気メニューは、ご主人の手づくりベーコンを使ったカルボナーラやベーコンとポテトのピザ。ベーコンは桜と林檎のチップで燻した本格派。店内のやさしい雰囲気とこだわりメニューが「Cafeおりーぶ」のファンを増やしているようです。奥様は、自宅でお店を開きたい方に、こんなことを語ってくれました。「自宅と店舗を上手に分けたり、営業時間を工夫すれば、おうちカフェは成り立つと思います。家族がよろこんでくれることも、大切な前提条件ですね」。ご自分の夢を実現できてとても幸せそうでした。