神奈川県 ― 小野さん
インターネットで資料をご請求いただいてから、
お引渡しまでわずか3カ月。
当時20代の小野さんは、ご結婚と同時に
スウェーデンハウスに入居されました。
ご自分たちの願いを大切に、将来を見据え、
チャンスをとらえて新生活に踏み出された、
小野さんのお宅を訪ねました。
小野さん宅があるのは、20棟弱のスウェーデンハウスが建ち並ぶ美しい住宅街。その内11棟は、2007年にスウェーデンハウスの建築条件付き宅地として販売された敷地に建っています。
2021年、新たに5棟のスウェーデンハウスの分譲住宅が販売されました。そのうちの1軒が小野さんのお宅です。
北海道の襟裳岬に近い地で生まれ育ったお二人。お互いに就職して、ご主人は神奈川県、奥様は北海道と、遠距離でお付き合いをされていましたが、2021年4月新たにお二人での新生活を始められました。
最初に選んだ住まいは、新築の賃貸マンションでした。ところが新生活をスタートされて1カ月位経った頃、インターネットでスウェーデンハウスの資料請求をされたそう。理由は、賃貸マンションへの不満だったとおっしゃいます。
「周囲の騒音や上の階の物音に困っていました。日当たりも悪いし、苦手な虫も出る。こういった日常の不満を考えると家賃・駐車場代の固定費が高いと思うようになり、ここに長く住み続けることはないなと思いました。
そんな時、なんとなく眺めていたスウェーデンハウスの外観が素敵だなと惹かれたんです。
まだ自分たちの家を持ちたいとまでは、正直考えていませんでした。とりあえず気になる家の資料をもらって見てみたいという軽い気持ちだったんです」。
この時、資料請求をされていたのは、スウェーデンハウス1社だったとおっしゃいます。
ご主人の趣味はアウトドア。
「僕は自然の中に飛び込んでキャンプやバーベキューをするのが好き。だから、自然の中に溶け込むような木の家に惹かれたのかもしれません。それまで家は単なる風景でしかなかったのに、急にスウェーデンハウスが目に留まるようになりました」。
資料のご請求をいただき、営業担当の原田から「近くのモデルハウスを一度ご覧になってみませんか?」とご連絡をさせていただきました。すると早速、小野さんはモデルハウスに足を運ばれます。
小野さんはその時のことをこう振り返ります。
「家に関して何の知識もない状態で行きました。外観デザインの良さから興味を持ったけれど、中に入って木の窓とか、階段の木質感とか、すごくいいねと二人で話して。
さらに高気密・高断熱というスウェーデンハウスの住宅性能についても原田さんに詳しく説明していただきました。当時住んでいたマンションとスウェーデンハウスの性能の違いを比較しながら話してくださったので、なぜ騒音や湿気に悩まされるのかが分かりました」。
ご主人が特に印象に残ったのが、窓の遮音性だったとか。
「窓が3層のガラス窓で気密性が高いから、室内がとても静かだと…。半信半疑で窓を開けてみたら、本当にセミの声がすごく賑やかで。これはすごいなと実感できました」。
ご主人のお仕事は定期的に夜勤があり、昼間にしっかり睡眠をとっておく必要がありました。
「モデルハウスに足を運んだことで、デザインの良さはもちろん、性能にも優れている家だということがよく理解できました」。
「 この家で暮らせたらいいなと思う一方で、気になったのは、お金のことでした」と小野さんは振り返ります。
「これ位の予算でできるのかなと、何となくのイメージを伝えると、まず土地が要ること、このエリアの土地の相場、さらに家の建築費と、家づくりにかかる費用について丁寧に説明してくださいました。
建築については選択肢として、自由設計の注文住宅の他に規格住宅があることも。この時点で、僕らが考えていた何となくの予算では収まらないことが分かりました。
ただ、今の月々の家賃に少しプラスしてローン返済ができればスウェーデンハウスに住めることを知ったんです。それが土地と家がセットになったこの分譲住宅でした」。
スウェーデンハウスの場合、住宅性能はモデルハウスも、注文住宅も、規格住宅も、そして分譲住宅もすべて同じです。
「家の大きさや間取りは違っても、機能性や快適さは同じだということを知り、その日のうちにこの家へ連れてきていただいたんです」。
販売中だった並びの4棟の分譲住宅を見学された小野さんは、購入を決断。資料請求をされてからご契約まで約2カ月、28歳でした。
「僕らはゼロから間取りなどを考える体力がない。だから分譲住宅はアリだと思いました。国の減税制度など、お得な支援策にも背中を押されました」
奥様は「あの時、決めて良かったです。もっと歳を取ってから同じローンは組めなかったと思います」と振り返ります。
小野さんは、他社のモデルハウスも分譲住宅も一切見なかったのだそう。
「スウェーデンハウスのデザインはもちろんなのですが、やはり性能面のすごさを体感できましたから。他は検討しませんでした。実は会社の先輩方から他のハウスメーカーを勧められたりもしたのですが、耳に入らなかったです(笑)」。
奥様もこうおっしゃいます。
「私は集合住宅で育ったので、周囲に気兼ねなく暮らせる一軒家に対して憧れがありました。分譲住宅は実際に自分たちの目で見ることができて、生活をイメージしやすかったです」。
すぐに入居できるところも分譲住宅の良さでした。お引渡しの2日前に入籍をされたお二人は、この家で新婚生活のスタートを切られたのです。
入居から2年が過ぎた今、お二人は住み心地をこう表現されます。
「外の世界とは全然違って家の中の快適さは最高です。特に夏は外に出られなくなりますね(笑)。何よりこの快適さにとても満足しています。エアコンは24時間連続運転していますが、高い気密・断熱性能のおかげで、電気代は思ったほどではありません」。
ご主人は「結露がなく、湿気を感じないところも気に入っています。以前のマンションは新築なのにシンクの下がカビてしまいましたが、そういうこともありません。窓がしっかり外の音を防いでくれて、静かなのもありがたいです。ぐっすり眠れます」。
一方「太陽の光がたっぷり入る窓のおかげで、明るいところも気に入っています」と笑顔を見せるのは奥様。
「夏涼しくて、冬暖かい。特に冬は家の外に熱が逃げていかないので寝室もお風呂もトイレも、どの部屋も暖かいです」。
ご主人も「北海道の実家はストーブでガンガン部屋を暖めていても、一歩廊下へ出たら寒かった。お風呂から上がったら、いかに早く布団までたどり着くか必死でした。蕁麻疹*が出る位だったんです」。
*寒冷蕁麻疹と言い、寒さや冷たさといった寒冷刺激に反応して蕁麻疹が出ることがある。
周りにスウェーデンハウスが建つこの街なみにも、安心感があるとおっしゃいます。
「みなさんとても温かくて、気さくに声をかけてくださいます。先日は初めて窓枠の塗装にチャレンジしたのですが、近くにスウェーデンハウスオーナーさんがいらっしゃるので心強かったです」。
家事はできる方がするという共働きのお二人。
目下ご主人がキッチンに立つことの方が多いそう。「楽しいです。つくり置きだってしますよ」。
貴重な休日には、リビングのソファで好きなお酒を飲みながらゆっくりくつろいだり、ご友人を呼んで一緒に過ごしたりするのが楽しみだとおっしゃいます。
「くつろぐ時は、少しだけ部屋の明かりを絞ります。ここは夜の雰囲気もとても素敵。ご近所のお宅の窓からもれる明かりを見ると、何だかほっとします。少し賑やかにしても、この窓に守られているから安心です」。
ご自分たちの「好き」を大切に、しっかりと未来を見据え、好機をとらえて希望に叶うわが家を手に入れた小野さん。お二人の生活は、まだ始まったばかりです。
無垢の木のように、手をかけながら時を重ねていくうちに、そこにはさらなる心地よさと愛着が育まれていくことでしょう。若いご家族の暮らしを、スウェーデンハウスは守り続けます。