ポイントは構造にかかる費用

一般的には本体工事費のうち7割が、建物の構造部分にかかると言われています。つまり構造は住宅全体の価格を決める最も大きな要因といえます。
あらかじめ決められた予算から家づくりを考える場合、建物のタイプや内容により、建物本体以外の部分に使える予算は大きく変わります。しかし、どのタイプにするにしろ、構造は住んだ後に変えることはできません。性能や耐久性の面から見てもしっかり費用をかけた方が良いです。建売住宅などで設備や見かけが充実していても、実は建物の構造がおざなりで性能や耐久性が伴っておらず、トラブルに発展するケースもあります。全体の金額だけでなく、どのような品質・性能の家なのかを必ずチェックしましょう。