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Column from Sweden

12ヶ月の美味しい話

第68回
Vitglögg med Yuzu(ヴィートグロッグ・メ・ユス)
柚子を使ったホワイトグロッグ

12月に入り、クリスマスを待つアドベント週間が始まると、星型のペンダントランプと山型に並んだキャンドルスタンドがあちこちの家の窓辺に飾られ、柔らかい光が暗く長い夜を暖かくしてくれます。
暖房設備が整っている現在では、どんなに寒い日でも室内で寒さを感じることがないスウェーデンでは、日本の冬のように鍋料理が恋しくなることはありません。それでも、ホットチョコレートやビタミンCたっぷりの温かいローズヒップスープなどは、北欧の冬を温めてくれる定番の飲み物となっています。
セントラルヒーティングのなかった大昔から、体を温めてくれる薬として使用されてきたスパイスの数々は、今も変わらず冬の飲み物やお菓子に使われています。その代表的なメニューがクリスマスのお菓子「ジンジャークッキー」や「スパイス入りホットワインglögg(グロッグ)」です。
グロッグは、本来赤ワインで作るのですが、最近はバリエーションも増え、白ワインで作るグロッグの人気も高まってきました。
そこで今回は、今スウェーデンで人気急上昇中の「ゆず」を使って作るホワイトグロッグをご紹介しましょう!
*定番の赤ワインで作るグロッグのレシピはこちらからどうぞ。
https://www.swedenhouse.co.jp/mjuk/column/recipe_1611.php

=========レシピ=========

<材料>

*** 約10杯分 ***
・白ワイン・・・1本
[スパイス]
・柚子・・・大1~2個(小3~4個)
・スターアニス・・・1個
・シナモンスティック・・・2本
・生姜・・・厚さ2cmほどを薄切りにする
・グラニュー糖・・・90g(お好みで少なくしても良い。蜂蜜で代用可)
・ラム酒・・・50ml(お好みで増やしても良い。)
・レーズン・・・適量
・生アーモンド・・・適量(茹でて皮を剥く)

<作り方>

① 鍋に、白ワインと綺麗に洗ってから半分に切った柚子とスパイスを入れて一晩置く。
② 生アーモンドは別の小さな鍋で沸騰する直前まで茹でて、少し冷めてから皮を剥く。レーズンとアーモンドは、好みの量を各自で取れるよう、小皿に入れてテーブルに置いておく。
③ ①にグラニュー糖とラム酒を入れて、沸騰しないよう65~70℃くらいに温める。
④ ③をザルで濾したものをガラス製のティーポットに入れて、キャンドルウォーマーがあればテーブルで保温しながら、ミニカップや耐熱ガラスのコップに注ぐ。
*キャンドルウォーマーがない場合は、鍋のままテーブルに出して、温かいうちにレードルですくってカップに注ぐ。
⑤ グロッグを入れたカップに、②の皮をむいたアーモンド3~4粒、レーズン小さじ1杯程度を入れていただく。
✴︎✴︎✴︎✴︎ God Jul ✴︎✴︎✴︎✴︎

見瀬理恵子(イラストレーター)

ライター:見瀬理恵子(イラストレーター)

大阪総合デザイナー学院ファッションデザイン科卒。ペーター佐藤、安西水丸、原田治、新谷雅弘氏に師事。デザイン事務所勤務を経て、フリーランス・イラストレーターとして仕事を始める。1995年ー2000年と2006年から7年間スウェーデンに在住し、娘二人の成人を期に2013年9月に帰国。

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