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Column from Sweden

12ヶ月の美味しい話

第57回
クリスマスのお菓子
Knäck(クネッケ)ソフトアーモンドキャンディー

クリスマスの直前の日曜日から遡って4週間は、キリストの誕生を待ち望む「アドベント」の期間。クリスマスの飾りつけは、アドベント第一日目の日曜日から始めます。 スウェーデンではこの期間中に、スパイス入りホットワイン「Glögg(グロッグ)」を囲んでパーティーを開き、年末の慌ただしい日々に一息入れます。 グロッグパーティーでは、「食事」というよりもサフランパンやジンジャークッキーなどの甘いお菓子類が振るまわれる事が多く、甘いものと一緒にお酒を飲む習慣のない日本人にはちょっと驚きです。クリスマスに手作りのお菓子を作るのは、高価だったお砂糖やバターをたっぷり使うお菓子が、クリスマスだけの特別な贅沢だった時代の名残でしょうか。 数あるクリスマスのお菓子の中でも、生クリームで作るソフトアーモンドキャンディー「Knäck(クネッケ)」は人気があり、我が家でも毎年手作りすることを心がけています。 円錐形のワックスペーパーに流し入れてパラソル型にしたり、平たくしてから小さくカットして、ワックスペーパーに包むと可愛いお土産にもなりますよ。

=========レシピ=========

<材料>

ミニペーパーカップ(直径2cm)で30個程度
*チョコレート用のミニカップ(直径3cm)を使う場合は2/3くらいの量にすると良い。
・グラニュー糖・・・90g
・生クリーム・・・100ml
・キャラメルシロップ・・・100ml
*メープルシロップで代用可
・アーモンド・・・1/2カップ程度を包丁で細かく砕く

<作り方>

① ミニペーパーカップで作る場合は、トレイにミニカップを並べる。
②底の厚い大きめの鍋にグラニュー糖、生クリーム、キャラメルシロップを入れて火にかける。
③ぶくぶくと沸騰したら少し火を弱めて、木ベラやシリコンのヘラなどで焦げ付かないよう混ぜ続ける。きつね色になってきたら細かく砕いたアーモンドを入れて、ドロっとするまで煮詰める。冷水を入れたコッブに1滴おとしてみて、すぐに固まったら出来上がり。食べて見て、柔らかすぎたら好みの硬さまでもう少し煮詰める。
*メープルシロップで代用する場合は結晶化しやすいので、温度が125度以上にならないよう火の通し過ぎに注意してください。
④ 鍋を火からおろして、小さなスプーン2本を使ってミニカップに入れていく。
⑤ ミニペーパーカップがない場合は、トレイやバットの上にクッキングペーパーを敷いて③を流し込んで冷ます。
⑥硬くなりすぎない程度に冷えて固まったら、包丁でカットしてクッキングペーパーやワックスペーパーでラッピングする。

見瀬理恵子(イラストレーター)

ライター:見瀬理恵子(イラストレーター)

大阪総合デザイナー学院ファッションデザイン科卒。ペーター佐藤、安西水丸、原田治、新谷雅弘氏に師事。デザイン事務所勤務を経て、フリーランス・イラストレーターとして仕事を始める。1995年ー2000年と2006年から7年間スウェーデンに在住し、娘二人の成人を期に2013年9月に帰国。

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