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Column from Sweden

12ヶ月の美味しい話

第53回
Rödbetor (ロードベートル) レッドビーツ

独特の赤い色と栄養価の高さから「食べる血液」ともいわれる「レッドビーツ」は、スウェーデンでは人参と同じくらい頻繁に食卓に登場する根菜です。
酢漬けにしたレッドビーツは、キュウリのピクルスと同様に瓶詰めで売られていて、スウェーデンのどの家庭も必ずある常備菜ですが、旬のレッドビーツが出まわる夏は生のままサラダに入れたり、オーブンでグリルしてお肉の付け合わせにします。
また甜菜と同じように糖分(ショ糖)が含まれているので、スムージーにしても美味しい野菜です。
そして何よりもきれいな赤紫色はお料理の最高のアクセントになります!
古代ギリシャやローマで薬として食されていたレッドビーツは、1700年代にヨーロッパ中に広がり日本に入ってきたのは江戸時代だといわれています。日本ではそれほど一般的な野菜ではなかったのですが、最近になってスーパーフードとして注目され始めました。
レッドビーツの赤い成分には抗酸化作用があり、また血行を良くし疲労回復に効果があるとか... 夏に疲れた体を癒すのにはピッタリですね。
スーパーフードの仲間「キヌア」とのコンビでヘルシーなサラダを作ってみませんか?!
生のレッドビーツを見つけたら自分で茹でるのが一番ですが、茹でたレッドビーツの缶詰も使用できます。
サラダチキンを加えるとボリュームのある一品になり、チキンやポークのソテーに添えても相性の良いサラダです。

=========レシピ=========

<材料>

Rödbetor med fetaost
(ロードベートル・メ・フェータオスト)
*** 2人分 ***
・レッドビーツ(生)・・・250g
・フェタチーズ(羊のチーズ)・・・・・・30g (カットされたオイル漬けのものでも良い)
・キヌア・・・・・大さじ2
・ルッコラ・・・・適量
・サラダ菜・・・・適量
・くるみ・・・適量
・塩・・・小さじ1

a)オリーブオイル(エクストラバージン)・・・大さじ1
a)ホワイトバルサミコ酢(またはお酢)・・大さじ 1/2
a)レモン汁・・・・1/2 個分
a)塩・・・・少々
a)ハチミツ・・・小さじ 1/2
a)ブラックペッパー・・・少々

<作り方>

① タワシで綺麗に洗ったレッドビーツを、たっぷりの水と塩を入れた鍋で30分ほど茹でる。
② 火を止めて15分ほどおいてから鍋から取り出して、熱いうちに流水の下で手でしごくようにして皮をむく。
③ 皮をむいたレッドビーツをくし切りにする。(大きい場合はさらに半分に切る)
④ キヌアと分量の2倍の水を鍋に入れて、蓋を少しずらして中火で15分煮てから火を止め、蓋をして10分蒸らす。
⑤ a)の材料を混ぜ合わせ、ドレッシングを作る。
⑥ルッコラとサニーレタスは洗って適当な大きさに手でちぎって水気を切っておく。
⑦ボウルに③のレッドビーツと④のキヌアを入れて、ドレッシングで和える。
⑧お皿にサニーレタスを敷き、⑦をのせて細かくカットしたフェタチーズとルッコラ、くるみをトッピングする。

見瀬理恵子(イラストレーター)

ライター:見瀬理恵子(イラストレーター)

大阪総合デザイナー学院ファッションデザイン科卒。ペーター佐藤、安西水丸、原田治、新谷雅弘氏に師事。デザイン事務所勤務を経て、フリーランス・イラストレーターとして仕事を始める。1995年ー2000年と2006年から7年間スウェーデンに在住し、娘二人の成人を期に2013年9月に帰国。

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