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Column from Sweden

12ヶ月の美味しい話

第48回
pask(ポスク)のお菓子とケーキ

日本ではクリスマスやハロウィーンに比べて、イースター(復活祭)を祝ったりお祭りをする習慣はあまり浸透していませんが、キリスト教ではクリスマスよりもイースターの方が大きな意味を持つ行事です。

イースターはスウェーデン語で「Pask(ポスク)」と言い、今では宗教的な意味あいよりもむしろ春の到来を祝うお祭りとして捉えられているようです。

また、他のヨーロッパの国々ではイースターといえば卵かウサギが主なモチーフですが、スウェーデンでは卵とニワトリがモチーフとなり、卵のかたちをしたキャンディーやグミを、卵型のケースいっぱいに詰めてプレゼントする習慣があります。

お祝いの食卓のデザートには、ポスクのシンボルカラーである黄色いケーキや、卵やひよこの形をしたチョコレート、マジパンをちりばめたケーキが振るまわれます。

2018年のポスクは4月1日ですが、スウェーデンでは「ポスクアフトン」と呼ばれる前日にお祝いするのが一般的です。

日本ではまだまだ馴染みの薄いポスクですが、簡単に作れるミニケーキで春の訪れを祝ってみませんか?

チョコレートマフィンをベースにした、鳥の巣のような可愛いミニケーキのレシピをご紹介しましょう!

=========レシピ=========

<材料>

鳥の巣ミニケーキ
***チョコレートマフィン 12~15個分***
・バター(室温)・・・100g
・三温糖・・・200g
・卵・・・2個
・ココナッツオイル・・・50ml
・牛乳・・・100ml
・強力粉・・・240g
・バニラシュガー・・・小さじ2
・ベーキングパウダー・・・小さじ3
・ココアパウダー・・・40g(100cc)
・塩・・・小さじ1/2

***ミルクチョコレートクリーム***
・ミルクチョコレート・・・200g
・生クリーム・・・100ml
・はちみつ・・・大さじ1
・バター・・・25g

<作り方>

【チョコレートマフィン】
①オーブンを200℃に余熱しておく。
②室温に戻したバターと砂糖を混ぜる。卵を一つずつ割り入れて、牛乳とココナッツオイルを入れ、さらに混ぜる。※この時、泡立てないで軽く混ぜるように注意する。
③粉類(強力粉、ココアパウダー、バニラシュガー、ベーキングパウダー)と塩をよく混ぜ合わせたら、②に少しずつ加えながら混ぜる。
④オーブンプレートに12個のマフィンカップを並べて、それぞれに2/3くらいまで③の生地を流し入れる。
⑤200℃のオーブンの中段で20~25分焼く。

【ミルクチョコレートクリーム】
①チョコレートを細かく刻んでボウルに入れる。
②生クリーム、バター、はちみつを鍋に入れてバターが溶けるまで温める。
③①のボウルに②を注ぎ入れ、ゴムベラ等でよく混ぜる。
④ボウルにラップをかけて絞り出せる硬さになるまで冷ます。

【鳥の巣のデコレーション】
①小さい穴の口金を取り付けた絞り袋に、ミルクチョコレートクリームを入れる。
②チョコレートマフィンの上にミルクチョコレートクリームをぐるぐると輪を描くように絞り出して鳥の巣を作る。
③巣の上に、卵型のチョコレートやマジパンで作ったひよこ等を乗せたら出来上がり!

見瀬理恵子(イラストレーター)

ライター:見瀬理恵子(イラストレーター)

大阪総合デザイナー学院ファッションデザイン科卒。ペーター佐藤、安西水丸、原田治、新谷雅弘氏に師事。デザイン事務所勤務を経て、フリーランス・イラストレーターとして仕事を始める。1995年ー2000年と2006年から7年間スウェーデンに在住し、娘二人の成人を期に2013年9月に帰国。

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