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Column from Sweden

12ヶ月の美味しい話

第47回
卵 Agg(エッグ)

スウェーデンではイースター(復活祭)をPask(ポスク)といいます。

2月半ば頃からカラフルに染められた羽根飾りをメインにポスクのシンボルである卵とヒヨコ、そして鶏のモチーフがあちこちに飾られます。

ポスクは年によって異なり、ポスクアフトンと呼ばれる前日にお祝いをします。

お祝いの食卓にはサーモンやニシンの酢漬けが並びますが、ポスクに欠かせないのはやはり卵料理です。そのためポスクの週の卵の消費量は特に多く、なんと6400万個にもなるそうです。これだけをみるとスウェーデン人は相当多くの卵を食べているように思えますが、実は日本の方が卵の消費は多いのですよ。ちなみに、1年で消費する卵の数※は、日本が世界3位で一人当たり329個、スウェーデンは15位で217個だそうです。

オーガニック食材に関心が高いスウェーデンではほとんどが平飼い卵で、日本と比べると価格は少し高く、紙パックに入っているのが主流です。

イースターは日本ではあまり馴染みのない行事ですが、簡単な卵料理はお客様をお招きする時の前菜にもピッタリ。

また、朝食の食卓をこんな卵料理で飾ると1日を元気に過ごせそうですね!

=========レシピ=========

<材料>

【ローストヘーゼルナッツと溶かしバターかけボイルドエッグのレシピ】
*** 6人分 ***
卵・・・・・・・・6個
ヘーゼルナッツ・・20g程度 *ない場合はクルミで代用も可。
バター・・・・・・25g
岩塩等の美味しい塩

<作り方>

① 鍋に卵を入れて卵が隠れる程度の水を入れ、沸騰させる。
② 沸騰したら火から下ろして、そのまま6分間置いておく。
③ 鍋のお湯をすてて、流水で卵を冷ます。
④ クッキングシートを敷いたオーブンプレートにヘーゼルナッツを並べて、薄皮が剥がれるまでグリル設定で焼く。(ローストしたヘーゼルナッツの場合はグリル不要でそのまま使用)
⑤ ④を布巾の上に取り出し、手のひらで押さえつけながら、グルグルと動かして皮をむき、めん棒等で叩いて粗めに砕く。
⑥ 鍋にバターを入れて黄金色になるまで焦がす。
⑦ 卵の上の部分をカットして④のローストしたヘーゼルナッツと⑥の焦がしバターをかけて、塩をミルで挽きながらふりかけたら出来上がり!

・・・追加の情報・・・

*参考
卵の消費量世界ランキング※2017年
1位 メキシコ 352個
2位 マレーシア 343個

見瀬理恵子(イラストレーター)

ライター:見瀬理恵子(イラストレーター)

大阪総合デザイナー学院ファッションデザイン科卒。ペーター佐藤、安西水丸、原田治、新谷雅弘氏に師事。デザイン事務所勤務を経て、フリーランス・イラストレーターとして仕事を始める。1995年ー2000年と2006年から7年間スウェーデンに在住し、娘二人の成人を期に2013年9月に帰国。

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