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Column from Sweden

12ヶ月の美味しい話

第30回
Flygande Jakob (フリーガンデ・ヤーコブ)
空飛ぶヤーコブさん

スウェーデンの料理には、人の名前がついたものがいくつかあります。

アンチョビとポテトのグラタン「ヤンソンさんの誘惑」は第9回のコラムでご紹介しましたが、

「空飛ぶヤーコブさん」という、面白い名前のついたグラタン料理もあります。

航空会社に勤務していたヤーコブソンさんという人が書いたレシピで、1980年代にはかなりポピュラーになり、その当時スウェーデンを訪問する度に、必ずと言っていいほどご馳走になりました。グリルしたチキンとバナナとベーコンを組み合わせたこの料理は、なんとも不思議でエキゾチックですが、よく考えてみると、材料は全部スウェーデン人の好物ばかり!

当時のブームは去ったものの今は、スウェーデン料理のひとつになっているそうです。

今日は、ちょっとノスタルジックな気分が味わえる、「空飛ぶヤーコブさん」のレシピをご紹介しましょう!

=========レシピ=========

<材料>

*** 4人分 ***
グリルチキン(小さめ)2羽
(なければ鶏もも肉4枚を、塩、こしょう、ガーリック、パプリカ、オレガノで下味をつけ、オーブンかフライパンで焼いておく)
バナナ・・・2本
ベーコン・・・140g
生クリーム・・・300ml
チリソース・・・100ml(なければケチャップでも良い)
ピーナッツ・・・1/2 カップ (ローストピーナッツまたは塩味のピーナッツ)
イタリアンサラダスパイス (なくても可)
塩、こしょう、バター・・・適宜

<作り方>

①オーブンを220度に設定し温めておく。
②グリルチキンの身をほぐし、バターを塗ったグラタン皿に敷きつめ、塩とコショウ少々をふりかける。
③バナナの皮をむき、1cmくらいの輪切りにして、②の上にのせる。
④生クリームを泡立ててチリソースと混ぜたものを③にのせ、設定温度になったオーブンに入れて約20分焼く。*オーブンによって違いがありますので、様子を見ながら焼き色がつくまで焼いてください。
⑤その間にベーコンを2cm巾に切り、フライパンでカリカリになるまで焼く。
④に⑤のベーコンとピーナッツを散りばめて出来上がり!
⑧ご飯とサラダと一緒に、お皿に盛りつけて頂きます。

*グリルチキンの代わりに、タンドーリチキンを使ってもいいですね。

見瀬理恵子(イラストレーター)

ライター:見瀬理恵子(イラストレーター)

大阪総合デザイナー学院ファッションデザイン科卒。ペーター佐藤、安西水丸、原田治、新谷雅弘氏に師事。デザイン事務所勤務を経て、フリーランス・イラストレーターとして仕事を始める。1995年ー2000年と2006年から7年間スウェーデンに在住し、娘二人の成人を期に2013年9月に帰国。

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