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Column from Sweden

12ヶ月の美味しい話

第22回
Leverpastej (レーヴェルパステイ)
レバーパテ

スウェーデンの主食はジャガイモですが、日本人が朝からお米を食べるのに比べ、朝からジャガイモを食べるスウェーデン人はほとんどいません。

ヨーグルトにシリアルとフルーツ、オートミールにジャムを混ぜて食べるといったような、いたってシンプルな朝食が一般的ですが、トーストしたパンや、ライ麦パンにハムやソーセージ、チーズをのせたオープンサンドも伝統的な朝食のひとつです。スウェーデンではパンの「上にのせるもの」という意味のpalagg(ポーレッグ)と呼ばれるソーセージやハムの種類は多くその豊富さとスーパーの売り場の広さに驚くほどです。

日本ではレバーで作ったパテというと、ワインと一緒にいただく高価な食べものというイメージがあるのですが、スウェーデンでは、これもpalaggのひとつ。代表的なライ麦乾燥パン「クネッケブロードに塗って、キュウリのピクルスをのせていただく身近な食べ物です。

は、オーブンで簡単に作れるパテのレシピをご紹介しましょう!

クネッケブロードだけでなく、ライ麦パンや天然酵母で焼いたハードブレッドにもよく合います。

もちろんクラッカーにも!

=========レシピ=========

<材料>

**200mlのココット(小型の耐熱容器)4個分**

レバー(鶏、または豚)・・・250g
豚ひき肉・・・・・・・・・100g
玉ねぎ・・・・・・・・・・・1/2個(70g~100g)
アンチョビ・・・・・・・・3枚程度(18g~20g)
卵・・・・・・・・・・・・1個
薄力粉・・・・・・・・・・大さじ1
生クリーム・・・・・・・・100ml
塩・・・・・・・・・・・・小さじ1
ブラックペッパー(ホール)・・・小さじ1
(一部は叩いてつぶしておく)
おろし生姜・・・・・・・・小さじ1/2
パセリ(みじん切り)・・・・大さじ1
マジョラム・・・・・・・・小さじ1/2
バター・・・・・・・・・大さじ2(玉ねぎを炒める、ココットにぬる)
コニャックまたはシェリー酒(なくても可)・・・小さじ2

<作り方>

1)鶏レバーはハツ(心臓)の部分を除く。脂肪と血の部分を取りさり、冷水で洗ってからキッチンペーパーで水分を拭き取る。
2)レバーを大きめのぶつ切りにする。
3)オーブンを170℃に設定しておく。ココットや焼き型(グラタン皿やパウンド型等)にバターを塗っておく。
4)玉ねぎは細かく刻みバターで炒めて冷ましておく。
5)フードプロセッサーに2)のレバー、4)の玉ねぎ、アンチョビを入れよく撹拌する。
6)さらに豚ひき肉、卵、生クリーム、薄力粉、塩、つぶしておいたブラックペーッパー、マジョラム、コニャックかシェリー酒をいれ、さらに撹拌する。
7)最後に、残ったホールのブラックペッパーを入れ軽く混ぜたら、バターを塗ったココットか焼き型に流し込む。
8)お湯を張ったオーブンプレートにココットを並べ、170℃に温まったオーブンに入れて約1時間焼く。

*オーブンプレートが浅い場合はココットをセットしてオーブンに入れてから、お湯を注ぐとオーブンに入れる際にお湯がこぼれずにすみます。
*冷蔵庫で1週間、冷凍庫では約1ヶ月保存できます。

見瀬理恵子(イラストレーター)

ライター:見瀬理恵子(イラストレーター)

大阪総合デザイナー学院ファッションデザイン科卒。ペーター佐藤、安西水丸、原田治、新谷雅弘氏に師事。デザイン事務所勤務を経て、フリーランス・イラストレーターとして仕事を始める。1995年ー2000年と2006年から7年間スウェーデンに在住し、娘二人の成人を期に2013年9月に帰国。

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