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Column from Sweden

12ヶ月の美味しい話

第18回
Rödbetor (ロードベートル) レッドビーツ
レッドビーツの酢漬け

ストックホルムでは秋の始め頃から産地直送マーケットが開かれます。

郊外のオーガニック菜園で穫れた野菜や果物や花等がところ狭しと並びます。

その種類といえば、厳しい気候のスウェーデンでも、こんなにたくさんの野菜が育つんだと驚くほどです。 

特に根菜類は日本では見かけない珍しいものがたくさんあります。カラー人参はもちろん、キャベツの根やセロリの根、蕪類、レッドビーツ、イエロービーツ等々...。

レッドビーツはロシア料理のボルシチの材料として知られていますが、実はスウェーデンでも一般的な根菜なのです。酢漬けにしたレッドビーツは第6回でご紹介したピッティパンナには欠かせない付け合わせです。また小さく刻んでマヨネーズと和えたピンク色のロードベーツサラダを、ミートボールと一緒にパンにのせたものはとても人気のあるオープンサンドです。

フレッシュなレッドビーツが出回る頃は、さっと茹でて溶かしバターをかけるだけでも美味しい一品ができ上がります。

最近日本でも見かけるレッドビーツを使ってスウェーデン風の酢漬けを作ってみましょう。

=========レシピ=========

<材料>

・レッドビーツ       約1kg(中4~5個程度)

(つけ酢)
・穀物酢          300ml
・水(または茹で汁)    100ml
・グラニュー糖       200cc(180g~200g)
・クローブ         5個
・ホワイトペッパー(ホウル)3粒
・オールスパイス(ホウル) 5粒

<作り方>

1)レッドビーツは、たわし等できれいに洗う。
2)皮付きのままの鍋にいれ、レッドビーツが隠れるくらい充分な水を注ぎ20~40分程茹でる。大きさによって茹で時間が変わってくるので、竹串で中まで柔らかくなっているのを確認する。但し茹ですぎに注意しましょう。
3)茹で上がったら少し冷ましてから、流水の下で手でしごくようにして皮をむく。
4)皮をむいたレッドビーツは5mmくらいの薄さにスライスする。直径が大きい場合は縦半分に切ってからスライスしても良い。
5)鍋に、つけ酢の材料全てをいれて、砂糖が溶けるまで火にかける。
6)熱湯消毒した保存容器に4)のスライスしたレッドビーツを重ねていれ、上から5)のつけ酢を注ぎ入れる。
7)冷めたら蓋をして冷蔵庫で一晩寝かせる。

*次の日から食べられますが、冷蔵庫で半年間保存可能です。

見瀬理恵子(イラストレーター)

ライター:見瀬理恵子(イラストレーター)

大阪総合デザイナー学院ファッションデザイン科卒。ペーター佐藤、安西水丸、原田治、新谷雅弘氏に師事。デザイン事務所勤務を経て、フリーランス・イラストレーターとして仕事を始める。1995年ー2000年と2006年から7年間スウェーデンに在住し、娘二人の成人を期に2013年9月に帰国。

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