気付けば、どのくらい時間が経ったものか。
あるいはすっかり
うとうとしていたのかもしれない。
グラスの氷はもうとっくに溶けている。
ストーブの中でゆらゆら揺れる炎と、
体を包み込むような温かさ。
その心地よさを
我が家で味わう以上の贅沢が、
いったいどこにあるというのだろう。
さてと・・・薪をもう一本。
私が選んだ家、
それはスウェーデンハウス。
スウェーデンハウスと薪ストーブを
こよなく愛する方々に
お話をいただきました。
Coming Soon
今野様(神奈川県)
「初めて家に入った時、木の香りがふわぁとして」とおっしゃる奥様。
パイン材に囲まれた、趣味を楽しむための空間がたっぷりと設えられた今野様のスウェーデンハウス。
そのリビングの一角に、暖をとるだけではなく、お料理の道具としても活躍している薪ストーブが据えられています。
「木のやさしさと暖かさが感じられるこの家で、薪ストーブのある暮らしを始めてから、生活のスタイルが変わった」とご主人はおっしゃいます。
「最初の年は薪を買って、火のおこし方を覚えました。本気で近所から薪を調達しはじめたのは次のシーズンから。屋外で薪を乾燥させ、適度に乾いたものを玄関の土間に運び、その日に必要な分だけリビングに持っていく。その繰り返しが日常になりました。木の伐り方や割り方、木の密度や堅さ、ストーブにくべるタイミング、買ってきた薪と自然のものではまるで違う。肉体的にはハードだけど、それまで知らなかったことを体感し蓄積することがとにかく楽しいんです」
以前に比べてご家族の外出も減り、自宅で過ごすことが多くなったとか。ご主人の傍らには、炎を揺らす薪ストーブ。天板の上にはお嬢さんが大好きな温かい焼きリンゴ。ご家族でお料理を楽しみながら、いつものように団らんの時が始まります。
薪ストーブと
スウェーデンハウス
スウェーデンハウスだからこそ
堪能できる
薪ストーブの世界。
そのベストマッチには理由があります。
自然な炎と自然な木の
マッチング
薪ストーブの炎を眺めていると、気持ちが癒やされ、気付けばその場に家族が集まります。木の壁や床に囲まれた空間に身を置くと、心が落ち着き、リラックスした気分になれます。自然な炎の揺らぎと、木のインテリアの相性の良さは、スウェーデンハウスならではの安らかな時間を生み出します。
「オーロラバーン」を
我が家で堪能
薪が極めて高温で燃え、吸気の量を極限まで抑えると、燃え盛っていた薪ストーブの炎が滑らかに揺らぎはじめ、オーロラのように幻想的な情景を生み出します。これは「オーロラバーン」と呼ばれ、人をリラックスさせる効果があるとされる「1/f揺らぎ」を体現した、炎の営みです。大自然に足を運ばなくとも、木の温もりに抱かれる我が家で、小さな自然がもたらす至福のひとときを心ゆくまで味わう。日常の雑事が心の中で融け消えてゆくような、格別な時間を堪能できます。
クリーンバーン方式を
推奨する理由
クリーンバーン方式(二次燃焼システム)は、薪ストーブの燃焼室に二次空気を供給することによりガスを高温で再燃焼し、燃焼効率を高める技術です。高温で薪を燃やすため、ストーブ内に残る灰や煙突内に付着するタール等が減少するとともに、微粒子やガスも燃焼することで煙や有害物質も抑えられます。このように高温で薪を燃やすことで、オーロラバーンが発生しやすくなるのも、クリーンバーン方式の魅力のひとつです。
独自の薪ストーブ
設置マニュアルを整備
スウェーデンハウスは、住まいの快適性をなによりも重視しています。そのため薪ストーブの導入についても、心から安心して豊かな日常を愉しんでいただくために、独自のマニュアルを整備。専門家の知見やこれまでの実績から導き出したノウハウにより、排気・吸気の方法や設置位置など細部にまで配慮した施工を行います。また薪ストーブ選びも、室内の空気環境に悪影響を及ぼす開放型薪ストーブは採用しておりません。
断熱二重煙突を
標準にする理由
薪ストーブの性能は煙突ありき。断熱材入りの二重煙突は、外気の影響を受けにくく、煙突内の高温が保たれるため、安定したドラフト(上昇気流)が得られることで燃焼効率が高まります。さらに二重煙突は、筒が鉄板一枚のシングル煙突に比べて煙突内の温度が下がりドラフト効果が低下することで起きる煙の逆流や、着火しにくさ、外気の影響で煙突内が冷やされタール(煤)が付着するといった、さまざまな問題を避けることができます。
薪ストーブに実績と見識ある
スウェーデンハウスが、
自信を持って
お勧めするラインナップです。
詳細はスウェーデンハウス ホームコンサルタントまでお問い合わせください。
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ヨツール F400ECO(ノルウェー)
サイズ(本体のみ): W656×D584×H718
暖房面積の目安:70畳
重量:170kg艶消し黒・ブルーブラックエナメル・アイボリーの3色が選べる人気タイプ。重量感のある鋳鉄製の本体をS字のレッグが優美に演出します。
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ドブレ 640WD(ベルギー)
サイズ(本体のみ): W660×D565×H760
暖房面積の目安:28~66畳
重量:170kg鋳物製で蓄熱性が高く、天板が広めにとられているため簡単な調理も可能。正面のガラス扉に加え、側面の扉からも薪を投入できます。
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ドブレ ヴィンテージ50(ベルギー)
サイズ(本体のみ): W690×D445×H690
暖房面積の目安:28~66畳
重量:155kg柔らかさを感じさせる丸みを帯びたモダンフォルムは、新しいのにどこか懐かしいデザイン。ワイドなガラス扉越しに揺れる炎を満喫できます。
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コンツーラ C51ヤンソン(スウェーデン)
サイズ(本体のみ):W495×D420×H825
暖房面積の目安:23~54畳
重量:128kgスウェーデンの伝統的家庭料理「Janssons frestelse(ヤンソンの誘惑)」に由来するC51ヤンソン。その名にふさわしく、調理ができるフラットな天板と最大限に広げた炉内が特徴です。
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ヨツール F373V2(ノルウェー)
サイズ(本体のみ): W443×D453×H1155
暖房面積の目安:78畳
重量:156kg正面と左右あわせて3面がガラスになった薪ストーブ。炉が縦方向に長く、燃えさかる背の高い炎をお部屋のどこにいても楽しむことができます。
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Heta(ヒタ)ノルン
オーブンソープストーン(デンマーク)サイズ(本体のみ): W504×D468×H1190
暖房面積の目安:18~73畳
重量:229kg見た目の美しさに加え蓄熱性にも優れた、調理用オーブン付のソープストーン(自然石)タイプ。部屋を長時間暖かく保ち、薪の消費量も減らします。
薪ストーブのある
モデルハウスの紹介
薪ストーブを設置しているスウェーデンハウスの全国のモデルハウスをご紹介。
※モデルハウスでのストーブへの火入れはできません。あらかじめご了承ください。
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春日井モデルハウス
薪ストーブ:ヨツールF400
所在地:愛知県春日井市西山町2-8-1(ナゴヤハウジングセンター春日井会場) -
市川モデルハウス
薪ストーブ:コンツーラ C850
所在地:千葉県市川市鬼高1-1-2(ABCハウジング市川住宅公園) -
つくばモデルハウス
薪ストーブ:IRON DOG No 06
所在地:茨城県つくば市学園の森3-8-1(つくばハウジングパーク ANNEX)
薪ストーブのあるモデルハウス一覧
都道府県 | モデルハウス名 | メーカー名・品番 |
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北海道 豊平 ヨツール F400 森林公園駅前 コンツーラ C685 苫小牧 ヨツール F163 函館 ヨツール F370 宮の沢 ヨツール F162 平岡 ヨツール F500 北円山 ヨツール F163 旭川 ヨツール F400 帯広 ヨツール F400 スウェーデンヒルズ バーモントキャスティング イントレピッドII -
宮城県 なとりりんくう ヒタ ノルン/オーブンソープストーン 泉パーク寺岡 ヨツール F400 -
千葉県 市川 コンツーラ C850 幕張西 ヨツール F400 千葉ニュータウン ヨツール F400 -
茨城県 つくば IRON DOG・エタノール暖炉
No06・エタノール暖炉 XL700水戸 バーモントキャスティング イントレピッドII -
東京都 石神井 エコスマートファイヤ XL500 立川 ダンロックス DU600 八王子 ヨツール F373ADVANCE黒 -
神奈川県 藤沢 ヨツール F373GP -
新潟県 新潟 ドブレ 640CB -
富山県 富山 ヨツール F500 -
石川県 金沢駅西 ヨツール 県庁北 コンツーラ C650 -
福井県 福井 ヨツール F500 -
長野県 長野 ハースストーン フェニックス -
静岡県 静岡 コンツーラ C780 -
愛知県 大府 コンツーラ C780 アービスコ 豊田 ドブレ 760CB 鳴海 ドブレ ヴィンテージ50 春日井 ヨツール F400(ブラック) 一宮 MORSO 1410CB -
兵庫県 西宮 スキャン CI-8GLCB 伊丹 イタヤランバーインターナショナル オプティミストオープンハーツ -
広島県 広島 ハンドール ハンドール10 吉島 ヨツール F162 -
長崎県 長崎 メトス ヨツールF162 コンベクションパネル付き
全国のモデルハウス一覧はこちら
※2024年8月現在のリストになります。
薪ストーブなどの仕様が変更になっている可能性がありますので、ご来場の際は薪ストーブについての詳細をご確認の上、来場予約をしてからお越しください。
薪ストーブを
100%楽しむ方法
上手な使い方や楽しみ方など、
薪ストーブを満喫していただくための、
あれこれをご紹介。
いざ薪ストーブ…の前に、
大切な薪のお話。
薪ストーブをお考えの方に、ぜひ知っておいていただきたいのが薪の大切さ。いかに効率よく薪ストーブの性能を引き出すか、その決め手になるのが薪の「樹種」と「乾燥」です。
樹種で適しているのは広葉樹。全体にタール分が少なく、特に身がぎゅっと締まっているブナ系は、熱量も高く火持ちが良いため薪に適しています。一方で針葉樹はタール分が多く、広葉樹に比べて煤詰まりが起きやすくなります。加えて薪の燃え(消費)が早く、火力の強さほどには暖かさが得られません。
なお建築現場の廃材や集成材は、塗料、コーティング剤、接着剤などの薬品を使っているものがあるため、薪として使うのは避けましょう。健康被害や大気汚染の原因になります。枝や葉に毒性のある夾竹桃(キョウチクトウ)も燃やすと有毒物質を発生します。燃やすのは絶対にやめましょう。
また、薪はしっかり乾燥させないと不完全燃焼の原因になります。薪割りをしてから自然乾燥で1年半~2年、サイズは長さ25~30cm、太さ7~8cmが理想です。充分に乾燥させた薪を完全燃焼させれば、暖房効果も高まり、灰もわずかしか残りません。煙も、焚き付けのときや薪を足したときに少し白い煙が出るだけで、あとはほぼ無色透明です。
良質な薪をどこで手に入れようか、どこに保管しようか…薪のことをあれこれ気にかけるのも、また楽しからずや。どうぞ心ゆくまで気持ちの良い薪ストーブ生活をお楽しみください。