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12月も中旬になると午後3時過ぎには暗くなるストックホルムの町では、街路のイルミネーションや広場のクリスマスツリーがクリスマス気分を盛り上げます。クリスマスツリーはクリスマスに限らず、お正月もお祝いする一石二鳥のお祝いアイテム。お正月もキャンドルを灯したり、きれいな飾りで楽しく迎えるというわけです。ストックホルムの人々はプレゼントの買い物に大忙し。道路は渋滞、ショッピングセンタもデパートも満員です。今回は最もオーセンティックなスウェーデンのクリスマスディナーから新年メニューをご紹介するため、かのノーベル賞受賞者が宿泊するストックホルムの最高級ホテル、グランドホテルのディナーに行ってきました。かの田中さんも宿泊され、おそらくご賞味されたであろう、グランドホテル名物のブッフェをご紹介します。
レストランは12月の中旬になると、どこもクリスマスの特別メニューを始めます。クリスマスディナーとはいえ、そこはスウェーデン、やはりブッフェ形式で、スモークサーモンやにしんのマリネなどのコールドフードから始め、順番に暖かいものへと進みます。このルールは一年中を通して同じで、季節によりブッフェの内容に多少の違いはあるようですが、基本的にはあまり変化はありません。裏を返せば、このブッフェにはスウェーデンの最高の食材がベストコンディションで並んでいるというわけです。
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飲み物はもちろん、シュナップスとビール。シュナップスは特ににしんのマリネと最高に合います。グランドホテルのシュナップスは、ホテルオリジナルの銘柄。クラッシュした氷のボールに入ってくるので、きんきんに冷えた最高のシュナップスが味わえます。シュナップスだけだとアルコールが強すぎるのでチェイサーにビールをたのむのが普通です。チェイサーにビールというのもお酒に強いスウェーデン人ならではだと思いますが。クリスマスイヴはストックホルム中の店もレストランもお休みで空っぽになるほど、皆家庭で過ごしますが、それまでは、グランドホテルを始めとする各レストランで振舞われるクリスマスフードを求めて、ストックホルムの人々は午後4時頃から早々とレストランに集まり始めます。ブッフェはシーズン毎にメニューが異なりますが、クリスマスのスペシャルはハム。
スウェーデンのクリスマステーブルになくてはならないのが、スモークしたハムなのです。もちろんスウェーデン名物のミートボールも欠かせません。面白いのがトナカイのスモーク。骨付きでブッフェのカウンターに並んでいます。これはどこのレストランにもあるとは言えませんが、ちょっと気の利いたレストランになら見つかるはずです。トナカイのスモークはもちろんスウェーデンならではのメニューです。それとポテトのグラタンやほっくりとおいしい茹でたポテト。なぜかスウェーデンのポテトは日本のじやがいもとは違って最高の味なのです。 |
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