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ストックホルムの南東のユールゴーデン島には広大なローゼンダルス・ガーデンがあります。ここはアパート暮らしの多いストックホルム市民の名所で、各種の花が咲き乱れ、野菜畑や果樹園、カフェもあります。もちろん、庭やベランダに植える苗や趣味のよい園芸用品も豊富です。週末は様々な年代の市民で一杯になり、庭を散策し、食事を楽しみ、自然の中で一日を過ごします。単なるガーデンセンターというより厳しい自然と暮らしてきたスウェーデン人が、より親密に自然と一体となる場所と言えましよう。
スウェーデンの庭づくりは英国の庭を手本にしてきました。19世紀のはじめに英国園芸協会をモデルにスウェーデン王立園芸協会が設立され、ローゼンダルスはその本部と園芸学校としてスタートしました。 |
スウェーデンの庭でもハープやバラが人気ですが、欠かせないのがりんごの木です。庭を持ったらまず、植える果樹はりんごと言われるほど。その種類も100種あまりに上ると言われています。ワイルドフラワーもそのまま生かすのがスウェーデン流。より自然のままの景観を大切にするのです。
ガーデニングの季節は4月から9月末まで。10月には早くも冬がやってくるからです。春にいっせいに息をふきかえすために、植物は長く厳しい冬をひっそりと耐え抜きます。リリーやチューリップが咲き始めた時、厳しい冬が終わり、遂に春が来たことを知るスウェーデン人の喜びはひとしおです。
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