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Column from Sweden

12ヶ月の美味しい話

第2回
スウェーデン料理に欠かせないハーブのお話
Dill / ディル

長い冬が終わった後にやって来る春は、スウェーデン人にとって特別な季節です。
草木が芽吹き,あっという間にそこらじゅうが緑に覆われます。
そして春の楽しみはバルコニーでも始まります。
色とりどりの花の鉢植えをバルコニーいっぱいに飾りますがここ数年は、
野菜やハーブを育てるのがトレンドのようです。
スーパーではディル、バジル、タイム、ローズマリー等のハーブ類が並んでいますが、
なんといってもスウェーデン料理に欠かせないハーブといえばディルです!
北欧料理のサーモンには勿論、キュウリのピクルスやスープにも使います。
日本でも大きなスーパーに行けば売っているようですが、キッチンやバルコニーで育ててみるのもいいですね。
今日はディルを使って、甘エビと人参の爽やかな黄色いスープを作ってみましょう!

=========レシピ=========

<材料>

人参・・・・・・2~3本
玉葱小・・・・・・1/2個
皮を剥いた甘エビ・・・・・・100g(正味)茹でたもの  
クリームチーズ・・・・・・70g
海老のすり身・・・・・・30g
*スウェーデンではRäkostを使用しますが、日本では手に入りにくいので、今回はクリームチーズと海老のすり身を使用します。
ブイヨン・・・・・・1~2個
*あればフィッシュブイヨンなければチキンブイヨンやコンソメでもOK 。
サワークリーム・・・・・・大さじ2から3(ない場合は酸味の少ないヨーグルトで代用)
生クリーム・・・・・・100ml
*料理用を使えば脂肪は少なめ、でも植物性は使用しないでください。
白ワイン・・・・・・100ml
水・・・・・・500ml
カイエンペッパー・・・・・・少々
ディル・・・・・・適宜
*無い時はパセリで代用しても良いですが、スウェーデンぽさが少しなくなります。

*茹でた甘エビはIKEAに売っていますが、買いに行けない方は、生の甘エビを白ワインか水少々+塩で蒸し煮して、煮汁を水の一部として使うのも良いですね。勿論、普通のむきえびで代用しても良いのですが、甘エビのほうが味も濃くて美味しく仕上がります。
*もっとボリュームが欲しい時は白身魚を加えても良い。

<作り方>

  • 1)玉葱をみじん切りにし、人参はチーズおろしの一番おおきいもので大きめにおろすか、または3cmくらいの長さの千切りにする。
  • 2)大きめの鍋で玉葱がしんなりするまで炒め、人参をいれ、更に色がかわるまでよく炒める。ここで焦がさないように注意!
  • 3)白ワインを入れアルコール分をとばしたら水500mlを加え、ブイヨン、チーズ、海老のすり身、蒸した甘エビのだし 、クリームを加え20分ほど中火で煮る。*ぶくぶくと沸騰させると分離してしまうので注意!
  • そのままでも良いがハンドミキサーかブレンダーで滑らかなスープ状にする。
  • 4)甘エビ を入れ、味をみて塩、カイエンペッパーで味を整える。海老に火が通ったらできあがり。
  • 5)仕上げにディルをたっぷりトッピングする。

見瀬理恵子(イラストレーター)

ライター:見瀬理恵子(イラストレーター)

大阪総合デザイナー学院ファッションデザイン科卒。ペーター佐藤、安西水丸、原田治、新谷雅弘氏に師事。デザイン事務所勤務を経て、フリーランス・イラストレーターとして仕事を始める。1995年ー2000年と2006年から7年間スウェーデンに在住し、娘二人の成人を期に2013年9月に帰国。

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