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Column from Sweden

12ヶ月の美味しい話

第7回
スウェーデン風シナモンロール Kanelbulle(カネールブッレ)

Ska vi fika? (スカ・ヴィ・フィーカ)とはスウェーデン語で「お茶しない?」

という意味。このフレーズを覚えておくと、スウェーデン人とのコミュニケーションがよりスムーズにいくのではと思うくらい大きな意味をもっています。

そしてこのコーヒータイムに欠かせないのが焼き菓子。中でも一番の人気は「カネールブッレ」と呼ばれるスウェーデン風シナモンロールです。

10月4日の「カネールブッレの日」には、街中のベーカリーがその年のNo.1を競います。

北欧の他の国やスウェーデンの中でも地方によって形が違いますが、今日は最も典型的な渦巻き型のレシピをご紹介しましょう。

トッピングに使っているパールシュガーは日本では手に入りにくいので、粗目の砂糖やアイシングをトッピングしてみましょう。

=========レシピ=========

<材料>

【20個分】
―パン生地―
強力粉         350g
牛乳          200ml
ヨーグルト       50ml
生イースト       25g
※ドライイーストの場合 8~10g(容器に書かれた指示通りの分量で)
バター         75g
塩           小さじ1/4
グラニュー糖      120g
カルダモン(パウダー) 小さじ1
―フィリング―
バター         50g
粉砂糖         50g
バニラシュガー     小さじ1
シナモンパウダー    大さじ1
―仕上げ用―
溶き卵         1個分
パールシュガー     適宜

<作り方>

1) 鍋に牛乳を入れて人肌程度に温め、火から下してバターを加える。
2) 1)を少しボウルにとり、生イーストをその中でかき混ぜながら溶かす。☆
3) イーストが溶けたら1)の残りも加え、砂糖、塩、カルダモンを加えて更に混ぜる。☆
4) 小麦粉に3)を少しずつ加えて混ぜ、ヨーグルトを加える。
5) 滑らかなパン生地になるまでよく捏ね、丸くまとめてボウルにいれたら布をかぶせて40分程寝かせる。
6) 寝かせている間にフィリングを作る。材料のバター、バニラシュガー、粉砂糖を練り合わせる。
※バニラシュガーがない場合は粉砂糖を少し増やし、バニラエッセンスを少々加える。
7) オーブンを225~250℃に温めておく。
8) 十分に発酵した5)の生地を、粉をふりかけた台の上に取り出す。更によく捏ねたら麺棒で約5mmくらいの厚さの長方形に生地をのばす。
9) 8)の生地の上に6)のフィリングを均等に塗り、シナモンをふりかける。
※粉砂糖がない場合は、バニラエッセンスを混ぜたバターを塗った後、グラニュー糖とシナモンをふりかけてもよい。
10) 生地の長辺から巻き寿司を巻く要領で巻き上げる。
11) 巻き終わりを下にしてスケッパーで1.5cmの輪切りにしていく。
12) オーブン皿にクッキングシートを敷き、11)の形を整えながら適当な間隔をとって置いていく。
※ひとつずつマフィンカップに入れてもよい。
13) 布をかぶせて、更に30分ほど2次発酵させる。
※室温や気候によって発酵の時間が異なるので、焼き上がりに近い大きさになるまで十分発酵させる。
14) 卵を溶いてはけで12)のパンに塗り、パールシュガーをふりかけたら225~250℃のオーブンの中段で7〜10分焼く。
※パールシュガーがない場合は、焼き上がりにバターを溶かしたものを塗り、粗目の砂糖をふりかける。または少し冷めてから、アイシングをかける。

☆ドライイーストを使う場合
2)小麦粉にドライイーストを混ぜておく。
3)1)に砂糖と塩、カルダモンを加えて混ぜる。

見瀬理恵子(イラストレーター)

ライター:見瀬理恵子(イラストレーター)

大阪総合デザイナー学院ファッションデザイン科卒。ペーター佐藤、安西水丸、原田治、新谷雅弘氏に師事。デザイン事務所勤務を経て、フリーランス・イラストレーターとして仕事を始める。1995年ー2000年と2006年から7年間スウェーデンに在住し、娘二人の成人を期に2013年9月に帰国。

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